大椿ゆうこ氏が比例代表で再び参院選へ 非正規雇用の苦しみを知る“現場の声”が国会へ

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大椿ゆうこ氏が比例代表で再び参院選へ 非正規雇用の苦しみを知る“現場の声”が国会へ

「非正規を使い捨てにしない」 就職氷河期を生きた大椿ゆうこ氏が比例代表で再び挑戦


2025年夏の参議院選挙に向け、比例代表として立候補を予定している大椿ゆうこ氏は、「労働者の使い捨てを許さない」を掲げて選挙戦に挑む。自身も「ロスジェネ世代」ど真ん中の非正規労働者として人生の大半を過ごしてきた経験をもとに、労働政策の抜本的転換を訴える。

1996年、就職氷河期の真っ只中に大学を卒業。社会福祉士や保育士の資格を持ちながらも正職に就けず、20代は非正規雇用の連続だった。ようやく2006年、関西学院大学に「障がい学生支援コーディネーター」として採用されるが、契約は上限4年の有期雇用。制度を立ち上げ、仕事にやりがいを感じ始めた矢先に「雇い止め」となる。

「4年働いても正社員になれない。そんな仕組み、どう考えてもおかしい」
「自分の経験から声を上げられる人が議員になるべき」


雇用継続を求めて労組に加入し、3年9か月にわたる闘争を展開したが、結果は非情にも継続不可。その「悔しさ」こそが、政治を志す原点となったという。

「非正規」という名前の格差 実態を知るからこその訴え


日本では非正規労働者が全労働者の4割を占めるにもかかわらず、待遇は不安定で、社会保障も手薄なままだ。とくに女性やシングル世帯、高齢層でその影響は深刻であり、雇い止め、収入減、生活不安の連鎖が止まらない。

大椿氏は現在、こうした非正規の声をすくいあげ、政策に反映させるべく国会内外での活動を続けている。彼女の政策の核には、「誰もが安心して働ける社会」「労働が人間らしくあるための制度」がある。

「正社員だけが守られる社会じゃもう持たない。全員に最低限の保障を」
「“自己責任”って言葉で、政治がどれだけ逃げてきたか。変えてほしい」


「闘う福祉人」から「声を届ける政治家」へ


岡山県高梁市の農家に生まれた大椿氏は、大学で社会福祉を学び、現場に飛び込んだ。就職の困難に直面しつつも、「制度の外に置かれる人を助けたい」と思い続けたという。政治を志すようになったのも、制度に声が届かないことへの怒りが原点だった。

彼女は今、「弱者のための福祉」ではなく、「すべての人が取り残されない社会」の実現を目指す。その姿勢は、ジェンダー平等、障がい者の権利保障、多様な家族のあり方といった広い分野にも及ぶ。

カタルーニャ人のパートナー、2匹の保護猫(ロラとモモ)とともに暮らす私生活も、枠にはまらない生き方を体現している。

「福祉、労働、ジェンダー…全部つながってる。その現場を生きた人にこそ託したい」


格差社会にNOを 共感から広がる支持


「使い捨てにされる社会を変えるために、まず“声をあげること”から始めてほしい」。大椿氏はそう呼びかける。声をあげることを恐れるほどに社会が硬直している今、非正規雇用の“代弁者”として立候補する意義は大きい。

就職氷河期世代、非正規、女性、福祉、教育、ジェンダー――現代日本のすべての分断に橋をかけようとする大椿氏の挑戦は、比例区から全国有権者に向けた「生活者のための政治」そのものだ。

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2025-06-23 15:46:01(キッシー)

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