2026-04-06 コメント投稿する ▼
社民党・就任会見カオス 大椿裕子氏が退席、ラサール石井氏も拍手拒否 国会議員2人の党で深まる亀裂
今回の党首選には福島氏のほか、大椿裕子元参院議員(52)、ラサール石井参院議員(70)の3人が立候補しました。 就任会見には、大椿氏とラサール氏も同席していました。 福島氏も「今日は私の党首の就任の記者会見なので、私がお答えしたいという風に思っています」と党事務局の方針を追認しました。 - 就任会見に大椿氏・ラサール石井参院議員(70)も同席したが、党事務局が2人への質問を一切認めなかった。
2026年4月6日、社会民主党(社民)の党首選の決選投票の開票が行われ、福島瑞穂氏(70)が通算9回目の党首に再選されました。しかし、その後に開かれた就任会見が大荒れとなり、党の内部対立を世間に全力でさらけ出す結果となりました。国会議員がわずか2人しかいない存亡の危機にある党が、団結どころか記者の前で分裂劇を演じてしまったのです。
「静かにしなさい」 司会者が候補者の発言を封じる
今回の党首選には福島氏のほか、大椿裕子元参院議員(52)、ラサール石井参院議員(70)の3人が立候補しました。3月23日の第1回投票でいずれも過半数に届かず、上位2人の福島氏と大椿氏による決選投票が実施されました。4月4日から5日にかけて投票が行われ、6日の開票で福島氏が2364票、大椿氏が1792票を獲得し、572票差で福島氏が再選しました。
就任会見には、大椿氏とラサール氏も同席していました。記者がこの2人にコメントを求めようとしたところ、党事務局の司会者が「今日は新党首の記者会見なので、党首への質問に限ってください」と遮りました。大椿氏が「もう少し候補者を平等に扱ったらどうですか」と発言を求めると、司会者は「ちょっと静かにしなさい」と制止しました。福島氏も「今日は私の党首の就任の記者会見なので、私がお答えしたいという風に思っています」と党事務局の方針を追認しました。
3候補者が同席しながら、当選者以外の発言を一切認めないという場の設定自体が異様でした。大椿氏は「それはひどいと思います。平等に扱うべきだ」と訴えましたが聞き入れられず、憮然とした表情で会見場を途中退席しました。
「発言させないなら最初から同席させなければいい。わざわざ座らせておいて口を封じるのは人として失礼では」
「自民党ですら総裁選の後はノーサイドで握手する。社民党は何をやっているのか」
「国会議員が2人しかいない政党が内輪もめを公開するとは。これが社民党の限界なのか」
「司会者の「静かにしなさい」には驚いた。相手は元参院議員で、候補者として戦った方ですよ」
「このグダグダを見て社民党を支持しようと思う人がどれだけいるのか。本当に残念です」
ラサール氏も「大椿さんがいないから」と拍手拒否、会場騒然
会見後半には、司会者がラサール石井氏に対して「おめでとうの拍手をお願いしたい」と求めました。しかしラサール氏は「大椿さんがいないから」と静かに応じませんでした。この場の雰囲気は取材した記者にも伝わり、「みっともない」「こういうことやってるからダメ」と抗議する声も上がりました。
また、事前に大椿氏側が「候補者全員でノーサイドの握手をする場を設けてほしい」と申し入れていたものの、福島氏側がこれを拒否していたことも明らかになっています。結果的に「言論の自由」を掲げる党が、自らの会見で発言を封じるという矛盾した光景を全国に発信することになりました。
今回の亀裂の背景には、2026年2月の衆院選における沖縄での候補者選考をめぐる執行部批判があります。大椿氏は沖縄県連内の声を受けて公然と執行部を批判し、党から謝罪と発言の撤回を求められた後に副党首を辞任していました。
国会議員2人の政党に「再生」の道はあるか
社民党の現在の国会議員は福島氏とラサール氏の2人だけです。昨年の衆院選・参院選での連敗で党勢は著しく衰退し、存亡の危機にあります。それほど追い詰められた状況でありながら、新党首の晴れの就任会見で分裂の印象を世間に発信してしまいました。
福島氏は会見で「党内を変えてほしいという声があることを認識している。一緒に党を変えていく努力をしたい」と語りましたが、その言葉とこの日の会見の実態には大きな隔たりがありました。党が本当に再生を目指すなら、まず候補者全員が同席する会見で発言の機会すら与えないという閉じた体質から変える必要があります。
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まとめ
- 2026年4月6日、社民党の決選投票で福島瑞穂氏(70)が2364票対1792票(572票差)で大椿裕子元参院議員(52)を破り、通算9回目の党首に再選
- 就任会見に大椿氏・ラサール石井参院議員(70)も同席したが、党事務局が2人への質問を一切認めなかった
- 大椿氏が「候補者を平等に扱うべき」と訴えたが、司会者は「ちょっと静かにしなさい」と制止。福島氏も党事務局の方針を追認
- 大椿氏は憮然とした表情で会見場を途中退席
- 会見後半、司会者がラサール氏に拍手を求めたが「大椿さんがいないから」と拒否
- 事前に大椿氏側がノーサイドの握手を申し入れていたが、福島氏側が拒否していたことも判明
- 背景には沖縄2区の候補者選考をめぐる執行部批判→大椿氏の副党首辞任という経緯がある
- 社民党の国会議員は現在2人のみで、存亡の危機にある