2025-08-27 コメント投稿する ▼
岩渕友議員、政府の米増産方針を厳しく追及「今までと同じではないか」
岩渕議員、米増産方針に厳しく追及
政府は27日、参院農林水産委員会の理事懇談会で、米の需給状況と増産への転換方針を与野党の委員に説明した。しかし議論の中心となったのは日本共産党の岩渕友参院議員による厳しい追及だった。岩渕氏は「転換というが、今までと同じではないか。これまでと一体何が違うのか」と問いただし、従来政策との違いが見えない政府方針を強く批判した。
さらに岩渕氏は「高温被害、カメムシ被害、豪雨被害、そしてトランプ関税の影響まで課題は山積している」と指摘し、「閉会中であっても委員会を開き、真剣に議論すべきだ」と委員会開催を強く要求した。単なる方針説明にとどまらず、国会での継続的な審議の必要性を訴えた点で、議論は大きな注目を集めた。
政府の弁明と岩渕氏の疑問
農林水産省の山口靖農産局長は、米の需給見誤りについて「インバウンド需要や精米歩留まりの減少を反映できなかった」と釈明。そのうえで「農地の集約、大区画化、スマート農業や新品種開発の加速化」を進めると従来型の施策を列挙した。しかし岩渕氏は「これまでと何ら変わらない政策の羅列では国民の不安は解消されない」と切り込んだ。
このやり取りは、米増産方針が「新政策」と強調されながらも、実態として従来施策の繰り返しにすぎないのではないかという疑念を浮き彫りにした。
参院選から続く警鐘
岩渕氏はこれまで一貫して農政の矛盾を指摘してきた。今回も「需給見誤りは早くから警告されていたはずだ」と批判。実際、立憲民主党の田名部匡代議員も「供給不足は早くから指摘されていた。『足りないかもしれない』と考えなかったのか」と追及し、政府の姿勢が問われた。
ネット上でも岩渕氏の発言に共感する声が多くみられる。
「岩渕議員が一番本質を突いている」
「同じ政策を並べて『転換』と言うのはごまかしだ」
「農家や消費者を軽視した無責任な答弁だ」
「閉会中でも委員会を開けという主張はもっともだ」
「需給を見誤った責任を明確にするべきだ」
こうした反応は、農政への不信とともに「国会で徹底した議論を」という国民の声の強さを示している。
岩渕議員の追及が突きつけた課題
米の需給を誤った背景には、消費減少傾向を過信しすぎた政府の姿勢がある。インバウンド需要や気候変動による収量変化を見誤り、結果として国民に不安を与える形となった。岩渕氏は「農家の現場を直視せずに政策を続けてきた結果だ」と批判し、農業現場の声を国会に反映させることを求めている。
今回の議論は、単なる米増産方針の説明にとどまらず、農政全体の姿勢を問い直すものとなった。岩渕議員が突きつけた「何が違うのか」という問いは、政府にとって避けられない課題であり、今後の農政を方向づける重要な論点となるだろう。