2025-10-03 コメント: 1件 ▼
平将明「麻生太郎は影響力低下」発言 自民党総裁選で小泉進次郎を支持表明
かつては「キングメーカー」とされた麻生氏の存在感が、現在は薄れているとの見方を示しました。 さらに「昔のようにキングメーカーが存在感を誇る総裁選ではない」と強調し、派閥や有力者に左右されない選挙であることを訴えました。 今回の発言は、長年「キングメーカー」とされてきた麻生氏の影響力低下を裏付けるものといえます。
平デジタル相「麻生氏は影響力低下」
平将明デジタル相は2025年10月3日の記者会見で、自民党総裁選をめぐり各候補が麻生太郎元首相に支援要請している動きについて、「以前ほど影響力があるように思えない」と発言しました。かつては「キングメーカー」とされた麻生氏の存在感が、現在は薄れているとの見方を示しました。
平氏は「候補者たちも念のため訪ねている程度だろう」と述べ、過去のように選挙戦の趨勢を決定づける力は持っていないとの認識を強調しました。
小泉進次郎氏への支持を表明
同時に平氏は、小泉進次郎農林水産相を支持する意向を明らかにしました。支持理由について「政策面で連携しやすい。相性が良く、仕事が進めやすい」と述べ、個人的な信頼関係や協働のしやすさを重視している姿勢を示しました。
さらに「昔のようにキングメーカーが存在感を誇る総裁選ではない」と強調し、派閥や有力者に左右されない選挙であることを訴えました。
「麻生さんに行かないと勝てない時代じゃない」
「小泉さんは現場感覚があり政策で共鳴できる」
「今回は派閥力学よりも政策本位で選ぶべき」
「麻生さんはもちろん重鎮だが、影響力は限定的」
「総裁選は国民の視点に近い候補を選ぶ場だ」
総裁選構図の変化
今回の発言は、長年「キングメーカー」とされてきた麻生氏の影響力低下を裏付けるものといえます。かつての総裁選では派閥領袖の動きが勝敗を決定づけましたが、現在は個人の発信力や政策力が重視される傾向が強まっています。
平氏の発言は、こうした政治環境の変化を象徴するものであり、小泉氏のような若手中堅が支持を集める土壌の広がりを示しています。
求められる政策論争
総裁選は党内の権力争いにとどまらず、経済再建や社会保障改革といった国民生活に直結する政策を競う場です。平氏が「ケミストリー」と表現したように、政策面で連携できる候補をどう選ぶかが問われています。
麻生氏の影響力低下は一つの象徴に過ぎず、今後は有権者や党員に向けて、具体的な政策論争をどれだけ深められるかが勝敗を左右すると見られます。