2025-08-26 コメント投稿する ▼
陸自相馬原駐屯地、2等陸曹がポータブル電源無断持ち帰り 停職60日の懲戒処分
陸自隊員がポータブル電源を無断持ち帰り
陸上自衛隊は26日、群馬県榛東村の相馬原駐屯地に所属する第12旅団司令部付隊の2等陸曹(36)が、部隊保有のポータブル電源を許可なく自宅に持ち帰ったとして、停職60日の懲戒処分にしたと発表した。部隊の備品を私的に利用した行為は規律違反とされ、厳正な処分となった。
経緯と発覚の経路
駐屯地によると、2等陸曹は2024年7月中旬、部隊の倉庫に保管されていたポータブル電源を自宅へ持ち帰った。理由について本人は「訓練で使用する資材を自宅で作成するため、電源を利用したかった」と説明している。
しかしその後、備品の紛失に気付いた隊員が部隊に報告。調査の結果、自宅に持ち帰っていた事実が発覚した。物品は既に部隊へ返却されている。
部隊の対応とコメント
第12旅団司令部付隊の斉藤忠3等陸佐は「誠に遺憾であり、再発防止に向けて指導を徹底する」とコメント。自衛隊の装備品や備品の管理徹底が改めて求められる事態となった。
今回の処分は停職60日と比較的重いものとなっており、自衛隊内での規律遵守の重要性を強調する狙いがあるとみられる。部隊の信頼を揺るがす行為に対して、組織として厳しい姿勢を示した形だ。
住民やネットの反応
今回の事案について、住民やSNS上では次のような声が上がっている。
「自衛隊員が備品を私用するなんてあり得ない」
「処分は当然。ただし停職60日は重すぎる気もする」
「災害派遣などで使う可能性がある装備を勝手に持ち帰るのは問題」
「備品管理体制が甘いのではないか」
「こうした事例を機に規律を一層徹底してほしい」
規律違反そのものへの批判が強い一方で、処分の妥当性や部隊全体の管理体制にまで議論が広がっている。
自衛隊における規律と信頼の維持
自衛隊は防衛や災害派遣といった国民生活に直結する任務を担うだけに、隊員の規律と装備品の管理は極めて重要だ。今回の件は直接的な被害をもたらしたわけではないものの、「規律を守ることが組織の信頼につながる」という原則を改めて浮き彫りにした。
今後は、備品の持ち出しを防ぐための管理手順やチェック体制を強化し、再発防止に努めることが不可欠だ。市民の信頼を維持するためにも、透明性ある説明と徹底した規律順守が求められる。