【中国空母2隻が太平洋で同時展開】艦載機520回発着、「第2列島線」越えに防衛省が強い警戒

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【中国空母2隻が太平洋で同時展開】艦載機520回発着、「第2列島線」越えに防衛省が強い警戒

中国2空母が太平洋で初の並行展開 艦載機520回の異例行動


防衛省統合幕僚監部は6月17日、中国海軍の空母「遼寧」と「山東」が太平洋上で同時に展開し、艦載機やヘリコプターによる発着艦を合計約520回にわたり実施したと発表した。日本近海における空母2隻の同時行動は初めてとみられ、自衛隊内では「空母打撃群の本格運用を想定した訓練」との分析が強まっている。

8~16日の間に確認された活動で、「遼寧」は硫黄島の南東約650キロの海域から南西方向へ移動しつつ、およそ290回の発着艦を実施。「山東」は沖ノ鳥島周辺を時計回りに航行しながら約230回の発着を行った。

防衛省関係者は「中国の遠洋展開能力が着実に進化しており、単なる示威行動ではなく、運用熟度の向上を伴った実践的訓練」と警戒を強める。

「空母2隻が同時行動?完全に“第2列島線”超えてきたな」
「これはもう“演習”じゃなくて“軍事メッセージ”でしょ」
「日本政府、もっと強く警告しないと間に合わなくなる」


J-15戦闘機が自衛隊哨戒機に接近、日本政府が抗議


特に「山東」から発艦した艦載機J-15による行動が問題視されている。今月7~8日、中国機が日本の海上自衛隊P-3C哨戒機に異常接近した事例があり、日本政府は外交ルートを通じて中国側に抗議した。

P-3Cは公海上で通常の監視活動を行っていたとみられ、J-15の接近は国際航空法上も極めて危険な行為とされる。防衛省内では「偶発的衝突のリスクが一気に高まった」として、空海自の対応態勢を一時的に強化した。

「相手が引かないなら、こっちも警戒強化しかない」
「またP-3C?あの機体、狙われやすいのか」
「これが常態化したら有事と紙一重」


遼寧が「第2列島線」越え グアム方面への牽制か


さらに重大な動きとして注目されているのが、空母「遼寧」の航路だ。遼寧は今回の航行の中で、中国が制海権の確保を目指す「第2列島線」(伊豆諸島~グアムライン)を中国空母として初めて越えた。これは名実ともに中国海軍が“西太平洋への扉”を開いた瞬間である。

中国にとって第2列島線の外側は、米国の影響力が及ぶ海域であり、グアムやマリアナ諸島がその要衝となっている。遼寧がこの海域を航行した意味は、単なる外洋訓練を超えた「戦略的な示威」であり、対米・対日を含む広範なメッセージ性がある。

防衛省は「行動の意図を含め、引き続き警戒監視を強化していく」とし、中国の外洋戦略が新段階に入ったことを強く認識している。

「“島嶼防衛”の次は“洋上防衛”が必要になる時代か」
「第2列島線超えたなら、もはや“太平洋進出”って言っていい」
「日本だけじゃ無理。日米連携で現実的な防衛体制が必要」


日本の防衛体制にも圧力 平時からの備えに課題


今回の中国空母2隻による同時展開は、日本の平時の防衛体制にも圧力を与えている。広範囲にわたる活動に対し、監視・追尾を担った自衛隊の艦艇・航空機には過度な負担がかかっており、常時展開能力の見直しが課題に浮上している。

今後、台湾有事や南西諸島への影響も懸念される中で、日本の防衛戦略は“沿岸防衛”から“広域洋上防衛”への転換を迫られる可能性もある。

一方で、日本政府は今回の中国の動きに対し、公式な抗議以外の明確な軍事的対応は行っておらず、「静観が過ぎる」との声も与党内外で上がっている。

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2025-06-18 09:45:01(植村)

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