2025-05-30 コメント投稿する ▼
最新鋭中国ミサイル駆逐艦「宿州」が沖縄近海に出現 自衛隊が監視・画像公開で緊張高まる
中国海軍の最新鋭ミサイル艦「宿州」、宮古島沖に現れる
沖縄県・宮古島周辺の海域において、自衛隊が中国海軍の最新鋭ミサイル艦「宿州」と見られる艦艇を確認した。防衛省が2025年5月30日に発表したもので、画像も併せて公開された。注目されているのは、確認された艦艇が2025年5月に就役したばかりの最新型であるという点だ。
日本近海に姿を現した「就役直後の主力艦」
自衛隊が確認したのは、宮古島の北東およそ120kmの海域を航行していた中国艦艇2隻。ひとつは「ルーヤンⅢ級」と呼ばれるミサイル駆逐艦で、艦番号は158。もう一隻は「ジャンカイⅡ級」のフリゲート艦(艦番号534)だった。両艦は沖縄本島と宮古島の間の海域を通過し、太平洋方面へと向かっていった。
艦番号158のミサイル駆逐艦は「宿州」とみられ、2023年に進水し、2025年5月に就役した最新のルーヤンⅢ級バッチ4の一隻だ。バッチ4はレーダーやミサイル発射装置が強化された改良型とされ、中国海軍の中核戦力となることが見込まれている。
自衛隊の即応対応と情報収集体制
今回の動きに対し、自衛隊は即座に対応。海上自衛隊の補給艦「ときわ」および那覇基地のP-3C哨戒機が出動し、警戒監視と情報収集にあたった。中国海軍艦艇による日本近海の航行は近年頻度を増しており、今回のケースもその一環とみられる。
防衛省関係者は「警戒を怠らず、領海の安全を守る体制を維持していく」としており、今後も自衛隊の即応態勢が重要になる。
広がる中国海軍の行動範囲
実はこの数日前にも、中国のレンハイ級ミサイル駆逐艦などが同様のルートを航行していた。さらに、中国空母「遼寧」も東シナ海で艦載機の発着艦を繰り返すなど、中国軍の海洋活動は確実に広がっている。
こうした動きは中国が太平洋進出を強化している表れでもあり、日本としては引き続き領海の監視を強化する必要がある。
SNS上での反応
「最新艦が来るとか、警戒すべきレベルでは?」
「宿州って就役してすぐじゃない?何の意図があるのか…」
「自衛隊の監視は本当にありがたい。油断できない時代」
「偶然ではない。意図的なアピールだと見るべき」
「こういう時こそ、毅然とした対応を政府に望む」
日本の海域は試されている
* 2025年5月29日夜、中国海軍の最新ミサイル駆逐艦「宿州」(艦番号158)が沖縄・宮古島近海に現れた
* 同艦はルーヤンⅢ級の最新型(バッチ4)で、就役したばかり
* 自衛隊はP-3C哨戒機と補給艦「ときわ」で対応し、監視体制を維持
* 背景には中国の軍事的プレゼンス拡大の意図があるとみられる
日本近海での軍事的な存在感を誇示するかのような中国海軍の動き。平和を守るには、ただ願うだけではなく、確かな備えと情報収集こそが鍵を握る。今回の事例は、まさにその必要性を私たちに突きつけている。