2025-02-04 コメント投稿する ▼
政府備蓄米の新活用策でコメの安定供給へ
背景と高橋氏の提案
高橋氏は、農林水産大臣政務官時代の2024年9月、コメの需給ひっ迫問題を受けて、政府備蓄米の適切な運用と機動的な代替制度の構築を提案した。さらに、2024年12月19日の参院農水委員会でも、コメの需給ひっ迫の兆候を察知した際に、備蓄米を民間在庫に貸し出す新たな仕組みを提示し、省内での議論を促した。公明党も高橋氏の主張を受け、2024年11月7日に政府に対し、コメ不足の再発防止策として、不況時でない不足時にも対応可能な新たな仕組みの検討を要請していた。
新たな仕組みの概要
新たな仕組みでは、コメの円滑な流通に支障が生じた場合、政府が備蓄米を買い戻しを条件に集荷業者へ売り渡すことが可能となる。これにより、需給ひっ迫時に迅速な対応が可能となり、コメの安定供給が期待されている。
今後の課題と対応
農水省は、在庫調査などを経て、発動には早くとも1ヶ月程要するとのこと。高橋氏は、迅速な対応を求めている。