2025-07-15 コメント投稿する ▼
「白川候補を国会へ押し上げよう」市田副委員長が訴え 共産党創立103年、排外主義にNOの声を
市田副委員長が大分で力説「あと一押し、白川候補を国会へ」
7月15日、日本共産党の市田忠義副委員長が大分市・別府市で街頭演説を行い、白川よう子参院比例代表候補とともに支持を訴えた。市田氏は「共産党の頑張りと市民・野党の共闘で自公の過半数割れが視野に入ってきた」としながらも、「比例5議席にはまだ距離がある」と率直に語り、「残りの選挙期間、猛奮闘で白川候補を含む5人を何としても押し上げてほしい」と力を込めた。
「暮らしに予算を」消費税減税と軍拡反対を訴え
演説では、岸田政権の経済政策や軍拡路線への対抗軸として、「消費税減税の実現」と「暮らし優先の財政転換」を掲げた。市田氏は石破茂首相が「減税には時間がかかる」と発言したことについて、「3%への引き下げは、法案成立から3カ月後に実施された。やる気があればすぐできる」と反論し、「国民の7割が望む消費税減税に道を開こう」と訴えた。
また、白川氏は「大分を含む西日本で、ミサイル・オスプレイ・弾薬庫などの軍拡が急ピッチで進められている」と指摘し、「『ミサイルよりも暮らしに予算を』という声を大きくしよう」と呼びかけた。
103年の歴史が語る「差別と闘う党」
この日は日本共産党創立103年の節目。市田氏は「党は戦前から一貫して、あらゆる差別や抑圧に命がけで反対してきた」と語り、「今、排外主義を煽るような声が出ている。共産党の前進で、その芽を摘み取ろう」と呼びかけた。
SNSで知って駆けつけた支持者「価値観が近い」
街頭演説には、SNSで日程を知ったという41歳の女性がボランティアとして駆けつけた。「女性に“産めよ育てよ”というような価値観を押し付ける政党が盛り上がっているのを見て不安になった。共産党は平和や暮らしを何よりも大事にしていると感じる」と話し、「迷っていたが、自分の気持ちを大事にして共産党を支持したい」と語った。
「声を上げる勇気を」共産党が示す政治の選択肢
市田氏は、「今の政治に失望し、声を上げることをためらっている人たちにこそ、共産党の存在が必要だ」と強調。「苦しみや不安に寄り添い、政治を変える希望になる。白川よう子を、比例で国会に送り出してほしい」と訴え、集まった聴衆から大きな拍手が送られた。