2025-07-13 コメント投稿する ▼
“戦争準備ではなく、平和を築く政治を” 白川よう子候補が山口で訴え 医療と暮らし守る政策に共感広がる
政治は変えられる 市民の声が動かす国会
日本共産党の白川よう子候補(比例)は13日、山口県宇部市と山陽小野田市で個人演説会を開催し、「政治は私たちの手で変えられる」と力強く語った。昨年の衆議院選挙で自公が過半数割れとなった後、国会で選択的夫婦別姓や企業・団体献金の禁止が議題に上るようになったことを挙げ、「みなさんの一票が政治を動かしている」と有権者に呼びかけた。
また、山口選挙区では無所属のとくらたかこ候補の支援も訴え、「比例では共産党、そして私・白川よう子を含めて5人を国会へ送り出してほしい」と結集を求めた。
「白川さんの話、説得力あった。確かに“変わってきた”実感ある」
「比例って大事なんだなって今日初めて思った。意識変わった」
「夫婦別姓の話、ようやく国会が正面から議論してる。もっと進めてほしい」
「共産党ってこんなに“まとも”なこと言ってるんだと驚いた」
「この人、誰かの代弁じゃなくて“自分の言葉”で話してる感じがした」
医療の現場からの悲鳴 命を守る政治を
宇部市の会場では、民医連の医師・上野尚氏が登壇。「診療報酬が上がらず、物価だけが上がっている。このままでは病院が潰れてしまう」と、逼迫する医療現場の実態を語った。
これを受けて白川候補は、「現場の声を直接聞いている。病院が突然なくなれば命に関わる。国がやるべきは、医療の切り捨てではなく、地域医療を支えることだ」と応じた。白川氏はまた、自公や維新、国民民主が進める「病床削減」や、「市販薬と同じ薬は保険適用外に」という方針にも警鐘を鳴らし、「誰もが安心して医療を受けられる社会こそ、命を大切にする政治だ」と主張した。
“外交は私たちがやっている”沖縄の声
西日本を中心に急速に進む防衛力強化――白川氏はこれに対しても、現地の声を通じて異議を唱えた。最近訪れた沖縄・石垣島では、住民が「台湾や中国の人たちと日常的に交流している。外交は私たちがやっている。日本政府にもやってほしい」と語っていたという。
このエピソードを紹介しながら、「政府が今やろうとしているのは“外交”ではなく“戦争準備”。政治の仕事は平和をつくることであり、そのためには憲法9条を生かした外交努力が不可欠」と訴えた。
「“外交をやってるのは私たち”って言葉、すごく響いた」
「石垣島の話は胸に刺さった。ほんとに“戦争準備”が進んでるんだな」
「9条を本当に使って平和を守る政治って、誰かがちゃんと主張しないと」
「軍事だけじゃなく、暮らしや医療のことも全部つながってると思った」
「防衛増税の前に、もっと他にやるべきことがあるでしょ」
“暮らしを守る政治”に信頼集まる
演説会では、参加者からの拍手や共感の声が絶えなかった。医療現場の厳しさや、防衛増税と軍拡に対する不安、そして政党間の癒着や金権政治に対する嫌悪感など、市民の生活と切実に結びついたテーマが白川候補の言葉で一つひとつ語られた。
なかでも、企業・団体献金を廃止すべきとする立場には多くのうなずきが見られ、「献金をもらっていたら、国民の方なんか見られるわけがない」といった声も上がった。
比例代表での候補者選びが注目される中で、「誰に投票すれば、暮らしを守る政治が前に進むのか」という問いに、白川よう子候補が一つの明快な答えを提示している。命と尊厳を守る、現場の声を届ける政治を、というその訴えが、確実に人々の胸に届いている。