2025-06-11 コメント投稿する ▼
福田紀彦川崎市長が4選出馬を正式表明 10月の市長選、現職続投へ決意
福田氏は、衆議院議員秘書や神奈川県議を経て2013年に川崎市長に初当選。その後も連続して市民の信任を得ており、現在は3期目の任期中。今回の決断により、約12年間の市政運営にさらに継続性が加わることになる。
市政では、多文化共生の推進や産業振興、臨海部再開発といった分野での施策を主導してきた。福田氏はこれまでの実績を強調しつつ、「川崎の成長を止めてはならない」と強調。特に「子育てしやすいまち」「グリーンインフラ都市構想」などを今後の重点施策として掲げる見通しだ。
一方で、同市長選には既に、無所属で会社員の国谷涼太氏(25)が立候補を表明しており、若さと新しい視点を訴えて挑む構えだ。現職対新人の構図が鮮明になり、世代間の政策論争にも注目が集まっている。
福田氏の再選に向けた課題としては、人口増加に伴うインフラの再整備、治安・教育の強化などが挙げられる。市民の評価とともに、新たなビジョンの実現性が問われる選挙戦となる。