2025-07-07 コメント投稿する ▼
平和外交と消費税5%減税を訴え 共産・はたやま氏が仙台で街頭演説「軍拡でなく暮らし優先」
はたやま和也氏が仙台で訴え 軍拡でなく平和外交と生活重視の政治を
消費税減税とインボイス廃止で暮らしを応援
7月7日、炎天下の仙台市泉区で、日本共産党の参院比例候補・はたやま和也氏が街頭演説を行い、消費税減税と平和外交を中心とした政策を訴えた。泉中央を皮切りに黒松、南光台など8つの団地をまわりながら、「比例は日本共産党を」と繰り返し呼びかけた。
中でもはたやま氏が強調したのが、「物価高騰への対策としての消費税一律5%減税と最終的な廃止」だ。企業優遇の見直しを財源とし、「庶民の生活を直撃する逆進的な消費税をやめ、暮らしを応援する政治こそが必要」と訴えた。また、インボイス制度の廃止にも言及し、「中小・個人事業者を追い詰める制度は即刻見直すべき」とも語った。
「消費税5%とか、やってくれるなら本当に助かる」
「インボイス廃止を堂々と掲げるのは共産だけかも」
「大企業優遇のカラクリを暴いてくれる政党が必要」
「弱者に寄り添う政策、もっと議論されるべき」
「庶民の暮らしを軽んじすぎた政治にNOを」
賃上げ、学費ゼロ、農業支援も重点政策に
はたやま氏は経済政策として、実質賃金の回復を目指すとともに、学費の無償化や農業への実質的な支援を挙げた。特に若者と農村地域への支援に力を入れ、「格差の連鎖を断ち切り、将来に希望の持てる社会を共に作ろう」と呼びかけた。
また、演説では石破政権についても触れ、「アメリカに言われるがままの外交姿勢では、日本の主権も平和も守れない」と批判。日本の独立した外交と地域の対話による平和的アプローチを重視する姿勢を示した。
「学費ゼロって夢物語じゃなく、本気で議論してほしい」
「農業潰して輸入頼み?そんな国でいいのか」
「石破さんも結局は対米追従なのね…」
「軍拡より先にやることあるでしょ」
「若者の貧困対策、もっと議論してくれ!」
「軍拡ではなく平和外交を」強調
安全保障については、「軍拡ではなく平和外交こそ日本が取るべき道」と明確に主張。防衛費の大幅増額が進む中で、「それは国民の命を守ることにつながるのか」と問いかけ、外交による紛争回避こそが現実的な選択肢だとした。
はたやま氏は「外交こそが最大の安全保障」とし、日本が積極的に平和構築の仲介役を果たすべきだと力説。特にアジア太平洋地域での緊張緩和を図るためにも、対話と協調の姿勢が不可欠だと語った。
演説を聞いていた地元男性(78)は、「共産党さんには、差別や格差のない、今の演説の通りの政治をぜひ実現してほしい」と期待を口にした。
与党の過半数割れを目指して
応援演説に立った中嶋廉・県党政策委員長は、「外国人を攻撃するような排外主義や、与党を裏で助ける党ではなく、真正面から暮らしを守る共産党を強くして、参院で与党の過半数割れを目指そう」と訴えた。
選挙戦が進む中、はたやま氏は「比例は共産党」と繰り返し訴え、市民の声を代弁する政党の存在意義をアピールしている。軍拡路線への懸念、生活の不安、物価高への怒りが市民の中に確実に広がる中、こうした訴えがどこまで浸透するかが注目される。