2025-01-31 コメント: 1件 ▼
【自民党派閥裏金事件】末松信介氏・高橋はるみ氏が参院で弁明
■末松信介氏の弁明
末松氏は、政治資金収支報告書の不記載について、派閥事務局からの指示に従い、「違法性はないと信じていた」と強調しました。また、政治資金パーティー券の販売ノルマ超過分のキックバック(還流)の仕組みについては、2023年末に報道されるまで把握していなかったと釈明しました。
18年から5年間の不記載額は、末松氏が584万円、高橋氏が22万円となっています。野党は17年以前の不記載額についても質問しましたが、末松氏は資料を処分したことを理由に答えませんでした。
■高橋はるみ氏の弁明
高橋氏は、「派閥事務局とのやりとりの中で、記載しなくてよいと秘書が受け止めていた。猛省している」と陳謝しました。また、政治資金パーティー券の販売ノルマ超過分のキックバックについては、2023年末に報道されるまで把握していなかったと述べました。
この審査会では、末松氏と高橋氏の弁明が行われましたが、他の議員の出席は確認されていません。今後、他の議員に対する審査が行われる予定です。
この事件は、自民党内での政治資金の取り扱いに対する信頼性を問う重要な問題となっています。今後の審査結果や対応が注目されています。