2025-04-27 コメント投稿する ▼
山添拓氏が京都で参院選勝利訴え 本物の政治改革・消費税減税・平和外交を掲げる
京都から「本物の改革」を訴え 山添拓氏が参院選へ決意表明
日本共産党の山添拓政策委員長・参議院議員は4月27日、京都府宇治市と京都市左京区で行われた集会に参加し、次期参院選での勝利を力強く呼びかけた。左京区で開かれた「青空まつり」では、比例代表での再選をめざす井上哲士議員、京都選挙区から立候補予定の倉林明子議員とともに登壇し、集まった市民と笑いや共感を交えた対話を繰り広げた。
「大企業優先・アメリカ言いなり」からの脱却を
山添氏は演説の中で、いまの日本政治が抱える二つの大きなゆがみ――「大企業中心」と「アメリカ言いなり」の構造を鋭く指摘した。物価高や庶民の生活苦が続く中で、消費税の減税や企業・団体献金の禁止といった政策が、他党にも共感を広げつつあると語り、「共産党を伸ばすことが、本物の改革を進める一番の力になる」と強調した。
軍拡ではなく平和外交こそが道
井上哲士議員は、防衛費の大幅な増額を「戦争の危機を高めるだけ」と厳しく批判。「外交によってこそ、戦争の芽を摘むことができる。核兵器禁止条約に背を向ける政府を変えるためにも、どうしても5期目を勝ち抜きたい」と訴えた。
医療・介護の切り捨てに怒りの声
倉林明子議員は、病床削減を進める病院に給付金を出す制度の問題点を告発。「いま、平時でも入院できる病院が足りないという深刻な状況だ。自民党の政治が医療や介護、福祉を壊している。このままでは地域の暮らしが持たない」と強く訴え、参院選を「命と暮らしを守る戦い」と位置づけた。
市民とともに変える政治を
同日、倉林氏の選挙事務所開きも京都市中京区で行われ、支持者や市民団体、無所属の議員ら約750人が詰めかけた。山添氏はその場でも、「今の政治に必要なのは、対米従属や大企業優遇からの転換だ。市民の声に根ざした政治をつくるために、私たちは全力を尽くす」と力を込めた。
- 山添拓氏が京都で参院選に向け「本物の改革」を訴え
- 「大企業優遇」「アメリカ言いなり」の政治を転換すべきと主張
- 井上哲士氏は軍拡を批判、平和外交を訴える
- 倉林明子氏は医療・介護の切り捨て政策に対し強く反発
- 市民との連携を軸にした政治を目指すと強調
このように、参院選に向けて日本共産党は「消費税減税」「平和外交」「医療福祉の再建」などを掲げ、京都から全国に向けて強いメッセージを発信している。市民とのつながりを大切にし、対立よりも共感を生む政治へと進もうとする姿勢が際立っている。