2025-09-23 コメント投稿する ▼
佐賀市議選へ山添拓が訴え オスプレイ撤去を掲げ山本愛予定候補と議席奪還目指す
山添は佐賀空港の軍事利用や佐賀駐屯地へのオスプレイ配備を厳しく批判し、「配備撤回、全機撤去を訴える議席が必要だ」と強調しました。 佐賀県知事の山口祥義がオスプレイの災害活用に言及し、市議会も経済的見返りを求める意見書を可決する中で、山添は「住民の安全や地域の未来に直結する問題を正面から訴える議席が欠かせない」と訴えました。
山添拓が佐賀市議選で訴え
日本共産党の山添拓=参議院議員、日本共産党は23日、佐賀市で演説会を開き、10月12日告示・19日投票の佐賀市議選に挑む山本愛=新人の予定候補とともに「県都に議席を取り戻すため力を合わせよう」と呼びかけました。山添は佐賀空港の軍事利用や佐賀駐屯地へのオスプレイ配備を厳しく批判し、「配備撤回、全機撤去を訴える議席が必要だ」と強調しました。
佐賀県知事の山口祥義がオスプレイの災害活用に言及し、市議会も経済的見返りを求める意見書を可決する中で、山添は「住民の安全や地域の未来に直結する問題を正面から訴える議席が欠かせない」と訴えました。演説では不公平な税制や大企業の利益と労働者への分配の格差についても触れ、科学的社会主義の意義を強調しました。
「佐賀空港の軍事基地化は東アジアの緊張を高める」
「オスプレイ配備撤回と全機撤去を訴える議席が必要」
「不公平な税制を改め、公正な社会を実現すべき」
「利益を上げる大企業から労働者への再分配が必要」
「共産党を強く大きくして公正な社会を示そう」
山添はこのように訴え、参加者に支持拡大を呼びかけました。
オスプレイ配備への批判
山添は佐賀空港の軍事基地化を「地域に攻撃されるリスクを持ち込むもの」と指摘しました。オスプレイは事故が多く安全性が不安視されていることから、住民生活に直結する脅威であると強調しました。さらに「災害対応」という名目での配備容認は、地域の不安を覆い隠すものに過ぎないと批判しました。
市議会が経済的見返りを前提とした意見書を可決したことについても、「住民の安全を経済と引き換えにしてはならない」と主張しました。こうした立場を正面から議会で訴える議席が不可欠だと訴え、市議選での議席奪還の意義を力強く語りました。
山本愛予定候補の決意
山本愛は「生きることが大変な社会を変え、すべての世代と世帯が安心して暮らせる佐賀市をつくりたい」と述べました。新しい候補として市民生活に直結する課題に取り組む決意を示し、オスプレイ撤去や生活支援政策に取り組む姿勢を前面に出しました。
この訴えは、国政の課題と地域の生活を結びつける視点として注目されました。
鳥栖市議選への広がり
同じ佐賀県で11月9日告示・16日投票の鳥栖市議選に挑む、なりとみ牧男=現職と原口なつ子=新人も決意表明しました。両予定候補は「暮らしを守る議席を守り抜く」と訴え、地域の政治課題と連動して取り組む姿勢を強調しました。
これにより、佐賀市だけでなく佐賀県全体で共産党が地方政治に存在感を高めようとしていることが示されました。
市議選を通じた課題
佐賀市議選はオスプレイ配備問題が最大の争点の一つとなっています。住民の安全と平和を守るか、経済的見返りを重視するかという選択が問われています。山添と山本は「住民の命と安心を最優先にする政治」を掲げ、議席奪還を目指す姿勢を明確にしました。