2025-09-07 コメント投稿する ▼
山添拓議員が鹿児島で演説 市議選勝利を「希望ある政治」への第一歩に
歴史的岐路を希望ある方向へ進める第一歩を、市議選勝利で踏み出そう」と力強く訴え、会場から拍手と賛同の声が相次いだ。 その上で「再生可能エネルギーの導入は重要だが、地域住民の声を置き去りにしてはならない」と語り、地域と共生する形での政策推進を求めた。 「議席を守り、増やし、市民の声を届ける議員を必ず送り出そう」と呼びかけた。
山添拓議員、鹿児島で演説「市議選勝利から希望ある政治へ」
日本共産党の山添拓参院議員は7日、鹿児島県いちき串木野市と霧島市で演説を行い、11月に行われる両市の市議選に向けて支援を呼びかけた。山添氏は「自民党政治と正面から対決し、極右・排外主義と断固たたかう。歴史的岐路を希望ある方向へ進める第一歩を、市議選勝利で踏み出そう」と力強く訴え、会場から拍手と賛同の声が相次いだ。
自民党政治への批判とエネルギー政策
山添氏はまず、いちき串木野市沖で検討が進む海上風力発電について「住民合意と環境・健康への影響の検証が不可欠だ」と指摘した。その上で「再生可能エネルギーの導入は重要だが、地域住民の声を置き去りにしてはならない」と語り、地域と共生する形での政策推進を求めた。
さらに、鹿児島・川内原発で再稼働や新増設を進める自公政権を厳しく批判。「福島事故を忘れた暴走を許してはならない」と強調し、会場からは「そうだ」との声と拍手が起きた。エネルギー政策をめぐる与党との根本的な対立姿勢を明確に示した形だ。
「自民党政治の限界を示すのが原発推進」
「再エネ導入は住民合意が大前提」
「希望ある未来を若い世代に残す責任がある」
「極右的な排外主義を断固拒否する」
「市議選勝利が国政への大きな一歩になる」
災害復旧と住民支援を訴え
霧島市での演説では、8月の大雨災害を取り上げ「被災者が諦めることが無いよう対策を作らせる。声を届ける議席を実現しよう」と訴えた。自治体独自の支援制度の必要性を示しつつ、災害救助制度の積み重ねを「国民的な成果」と評価し、さらなる前進を求めた。
山添氏は「地方から政治を変える流れをつくることが、国政の打開につながる」と述べ、市議選を希望ある政治への転機と位置づけた。
候補者支援と地方からの転換
いちき串木野市議選(11月2日告示・9日投票、定数14〈2減〉)では新人のにいたに友希予定候補を、霧島市議選(11月9日告示・16日投票、定数26)では現職の宮内ひろし予定候補と新人のわたなべりえ予定候補をそれぞれ紹介。「議席を守り、増やし、市民の声を届ける議員を必ず送り出そう」と呼びかけた。
候補者たちはそれぞれ地域の課題に真摯に取り組む姿勢を語り、市民とともに歩む決意を表明。山添氏は「市議選勝利こそが新しい政治への第一歩だ」と繰り返し訴え、会場の熱気を高めた。