2025-05-02 コメント投稿する ▼
岩屋外相が仏外相と会談 ウクライナ侵攻・米関税対応で日仏が国際連携強化へ
日仏外相会談、国際課題で連携強化
岩屋毅外務大臣は2025年5月2日、フランス・パリでステファン・バロ外相と会談した。会談は昼食を交え約2時間にわたり、国際社会が直面する課題への連携強化や、米国の関税措置への対応など、多岐にわたる議題が話し合われた。
岩屋外相は「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け協力したい」と述べ、バロ外相も「価値や原則を共有する『特別なパートナー』として、いっそう連携したい」と応じた。両外相は、インド太平洋地域での安全保障協力や、レアアースなどの重要鉱物の安定供給に向けた協力の進展を高く評価した。
また、ロシアによるウクライナ侵攻や北朝鮮の核・ミサイル開発など、国際社会の課題に緊密に連携していくことを確認した。
米国の関税措置に対する懸念
会談では、トランプ政権による関税措置が世界経済や多角的な自由貿易体制に与える影響についても議論された。岩屋外相は、米国の鉄鋼とアルミに対する25%の関税発動について「極めて遺憾」との意を表明し、ルビオ国務長官に対しても見直しを強く求めた。 ([YouTube][1])
両外相は、今後の対応について幅広く議論し、自由貿易体制の維持に向けた協力の重要性を再確認した。
ネットユーザーの反応
この会談に対して、SNS上ではさまざまな意見が寄せられている。
「日本とフランスが連携強化するのは心強い。国際社会の課題に立ち向かうためには協力が不可欠だ。」
「米国の関税措置に対して、もっと強い姿勢を示すべきだと思う。」
「レアアースの安定供給に向けた協力は、日本の経済安全保障にとって重要だ。」
「インド太平洋地域での安全保障協力が進むのは良いこと。中国の影響力拡大に対抗するためにも必要だ。」
「外交だけでなく、国内の経済政策もしっかりしてほしい。」
* 岩屋外相とバロ外相が会談し、国際課題への連携強化を確認。
* インド太平洋地域での安全保障協力や、レアアースの安定供給に向けた協力を評価。
* 米国の関税措置に対する懸念を共有し、自由貿易体制の維持に向けた協力の重要性を再確認。
* SNS上では、連携強化を評価する声や、米国への対応を求める意見が見られた。
今回の会談は、日仏両国が国際社会の課題に対して連携を強化し、自由で開かれた国際秩序の維持に向けた協力を進める重要な一歩となった。今後も両国の連携がどのように進展するか、注目される。