2025-05-26 コメント投稿する ▼
横浜市長選2025:山中竹春市長が再選出馬へ カジノ反対の次に問われる“実績”
山中市長が再選出馬へ 横浜市長選に新たな注目
横浜市の山中竹春市長(52)が、今年7月告示・8月投開票の市長選に再び立候補する方針を固めたことが明らかになった。山中氏は2021年に市民の信託を受けて初当選し、今回が2期目を目指す選挙となる。正式な出馬表明は6月5日の横浜市議会の最終日に行う見通しだ。
市政関係者によれば、山中氏はすでに一部の市議に再選への意向を伝えており、今後は政策実績と今後のビジョンを訴えていく構えだ。
1期目の評価と争点 “カジノ阻止”以外の実績は?
山中氏は前回の市長選で「カジノ反対」を掲げ、立憲民主党などの支援を受けて当選した。市立大学の教授だった経歴を活かし、データサイエンスを駆使した市政改革を進めると約束していた。
とくに注目されたのが「3つのゼロ」政策(子どもの医療費無償化、出産費用ゼロ、敬老パスの無償化)だが、その進捗は市民の間でも賛否が分かれている。市政の分析を行う市民団体によれば、当初掲げた70項目超の公約のうち、完全に実現したのはごく一部にとどまり、多くは「一部達成」や「進行中」とされている。
「カジノ誘致を阻止したのは確かに評価できるが、それだけでは足りない」といった声がある一方で、「子育て支援や教育改革には一定の成果が見える」との意見もある。
対立候補の動きと選挙構図
この選挙には、すでに市議の高橋徳美氏(56)が出馬を表明している。高橋氏は「税金の使い道をもっと見直すべき」として、行政のスリム化や再開発計画の見直しを訴えている。また、元長野県知事の田中康夫氏の名前も取り沙汰されており、選挙戦は三つ巴となる可能性も出てきた。
市政の継続か刷新か――横浜市民の選択が注目される。
ネットの声 山中市政への評価は?
SNSでは、山中市長の再選出馬に対してさまざまな意見が飛び交っている。
「カジノ止めたのは偉い。でも、それ以外に何かやったっけ?」
「医療費の無償化でうちの家計は助かってる。応援したい」
「敬老パスの無料化、まだかよ…親も高齢だから頼むわ」
「山中市長って、市政の数字ばかり見てて人の気持ちが分かってない気がする」
「今度こそ、教育や子育てにもっと力を入れてくれたら嬉しい」
市民の間には期待と不満が混在しており、今後の選挙戦ではその声をどう政策に反映できるかが勝敗を分ける鍵になりそうだ。