2025-05-11 コメント投稿する ▼
消費税減税に否定的な自民党 国民の声と乖離、ネット上で批判拡大
自民党、消費税減税を再び否定 国民の声と乖離する姿勢に批判高まる
自民党の森山裕幹事長は5月11日、鹿児島市での講演で消費税減税に否定的な見解を再度表明した。「健全財政の実現を目指す」と強調し、消費税を維持する姿勢を明確にした。森山氏は「責任ある政治を行うためには、将来にわたる財政の健全化が欠かせない」とし、減税は国の将来にリスクをもたらすとの考えを示した。
特に、消費税減税を求める声が高まる中で、その代替財源について「国債を発行すればいいという意見もあるが、それは無責任だ」と述べ、財政破綻のリスクを指摘。財政政策には慎重であるべきだとの立場を強調した。
一方、石破茂首相も消費税減税を見送る意向を示しており、政府・自民党執行部は一貫して減税に消極的な姿勢を貫いている。
世論は減税を支持、自民党内でも意見分かれる
一方、世論は消費税減税を強く求めている。最近の世論調査では、消費税減税に「賛成」と回答した国民は68%に上り、特に若年層で賛成の声が圧倒的だ。18歳から29歳の層では、8割以上が減税を支持している。
さらに、自民党内でも減税を求める声は消えない。党内の積極財政派は、消費税率の一時的な引き下げや生活必需品への軽減税率適用を提案しているが、執行部はこれを退けている。
「財源が確保できない以上、無責任な減税はできない」とする執行部の方針に対し、党内からも「国民の苦しみを見ていない」との批判が上がっている。
ネットで広がる自民党への批判
自民党の減税否定に対し、SNSでは批判が相次いでいる。
「国民が苦しんでいるのに減税しないって、本当に国民のことを考えているの?」
「減税を否定して財政健全化を掲げるけど、それで国民の生活が守られるの?」
「消費税を下げるだけで生活は楽になるのに、どうしてやらない?」
「選挙のたびに良いことを言うけど、終わったら無視する自民党」
「国債は将来の国民が返す?それを理由に今の国民を苦しめているだけじゃない?」
このような声はX(旧Twitter)、Facebook、Threadsなどで拡散され、自民党への不満が強まっている。
* 自民党の森山裕幹事長は消費税減税に否定的な見解を再度表明。
* 石破首相も減税を見送る意向で、政府・自民党は減税を実施しない方針を維持。
* 世論調査では、68%が消費税減税に賛成。特に若年層で支持が高い。
* 自民党内でも減税を求める声があるが、執行部は否定的。
* SNS上では「国民の声を無視している」と自民党への批判が拡大。
消費税減税を求める国民の声が高まる一方、自民党は財政健全化を理由に減税を否定し続けている。国民との乖離が顕著になる中、今後の参院選でこの姿勢がどのように評価されるのか注目される。