2025-06-05 コメント投稿する ▼
日韓議員連盟が訪韓調整 菅氏「日米韓連携は不変」国交60周年で関係改善へ
日韓議連が再始動へ 菅氏が訪韓調整を明言
日韓議員連盟が6月5日に国会内で開いた会合で、自民党の菅義偉副総裁(同議連会長)は、韓国の新大統領であるイ・ジェミョン氏に祝意を伝えた上で、「日韓、日米韓の連携はこれからも揺るがない」と強調した。
菅氏は会合の冒頭で、両国の関係について「隣国同士ゆえの難しさもあるが、国交正常化から60年を迎える今、日韓の絆をさらに深めていくことが求められている」と語り、実務レベルから政治トップまで幅広い対話を重ねる必要性を訴えた。
今回の会合では、韓国側の議員団との間で意思疎通を深め、できるだけ早く菅氏を中心とした訪韓団を編成し、李大統領との首脳級会談を実現させる方針が確認された。訪韓の時期については、夏ごろを目指して日程調整が進められている。
日韓関係の節目に動き
今年は1965年の国交正常化から60周年という節目の年。これにあわせて、両国間では経済、安全保障、文化の各分野で交流を再活性化させようという機運が高まっている。日韓議連の再始動は、その象徴的な動きといえる。
安全保障連携の維持が焦点
中国や北朝鮮の軍事的な動きが活発化する中、アメリカを含めた日米韓の三カ国連携の堅持は不可欠とされる。今回の菅氏の発言も、そうした地域情勢を踏まえた上でのメッセージとみられ、特に安全保障分野における協力体制の維持が重視されている。
実現すれば3年ぶりの高官交流
もし菅氏の訪韓と李大統領との会談が実現すれば、日韓間の高官レベルでの交流としては約3年ぶりとなる。過去には徴用工や輸出管理などを巡って関係が冷え込んだが、両国の議会人による外交が打開の糸口となる可能性もある。
ネットユーザーの反応
「菅さんが訪韓するのはいいタイミングかも。関係改善のきっかけになるといい」
「日米韓の連携を維持するっていうのは納得。中国や北朝鮮もあるし」
「歴史問題も含めて避けずに話し合ってくれ」
「国交60周年に動くのは象徴的でいいな」
「議員レベルの交流がもっと増えてほしい」