2025-12-15 コメント投稿する ▼
米軍CH53ヘリからヘルメット落下 厚木基地南方で被害なしも不安拡大
2025年12月15日、在日米軍厚木基地(神奈川県)を飛び立ち、南西方向へ飛行していた米軍のCH53大型輸送ヘリコプターから、乗員のヘルメット1個が落下していたことが18日までに分かりました。 落下したのは厚木基地から南西約26キロ付近とされますが、正確な落下地点は特定されていません。 政府関係者によると、この事案によるけが人や物的被害は確認されていないとされています。
米軍ヘリから装備品落下、南関東で再発
2025年12月15日、在日米軍厚木基地(神奈川県)を飛び立ち、南西方向へ飛行していた米軍のCH53大型輸送ヘリコプターから、乗員のヘルメット1個が落下していたことが18日までに分かりました。落下したのは厚木基地から南西約26キロ付近とされますが、正確な落下地点は特定されていません。
政府関係者によると、この事案によるけが人や物的被害は確認されていないとされています。ただし、航空機からの物品落下は重大事故につながりかねない事案であり、周辺自治体や住民の不安を招く結果となりました。
飛行経路と落下の経緯
防衛省などの説明によると、該当のヘリは厚木基地からキャンプ富士(静岡県)へ移動する途中でした。15日午後0時半ごろ、強い気流の影響で、搭乗していた米軍兵士のヘルメットが外れ、そのまま落下したとされています。
乗員の説明では、ヘルメットは人や建物がある場所には落ちていないとされていますが、山林や沿岸部など詳細な地点は明らかにされていません。落下物が比較的小型だったとはいえ、飛行高度や速度によっては深刻な被害を生む可能性があり、事案の軽視は許されない状況です。
「今回は被害がなくて本当に運が良かった」
「ヘルメットでも直撃したら大事故だ」
「またか、という印象しかない」
「説明より再発防止を示してほしい」
「住民の不安は分かっているのか」
県が防衛局に再発防止を要請
防衛省南関東防衛局は17日夜、この事案について神奈川県に情報提供を行いました。これを受け、神奈川県は18日、防衛局に対し口頭で再発防止を要請しました。県側は、住民生活の安全確保の観点から、米軍に対する厳格な管理と再発防止策の徹底を求めています。
在日米軍機を巡っては、これまでも部品落下や不時着、騒音問題などが繰り返し発生してきました。今回のように人的被害がなかった場合でも、自治体が迅速に抗議や要請を行うのは、事故の常態化を防ぐための重要な対応といえます。
相次ぐトラブルと問われる管理体制
CH53は大量輸送を担う大型ヘリで、演習や基地間移動で頻繁に使用されています。その一方で、過去には機体トラブルや事故も報告されており、安全管理体制への不信感は根強く残っています。
今回の落下は「強い気流」が原因とされていますが、装備品が飛行中に外れること自体、管理や装着手順に問題がなかったのか検証が必要です。防衛省は米側に詳細な説明と再発防止策を求めるとしていますが、住民側が求めているのは形式的な説明ではなく、具体的で実効性のある対策です。
基地周辺では、事故が起きるたびに「被害が出なかったからよかった」という説明が繰り返されてきました。しかし、偶然に頼った安全が続く保証はありません。日米両政府には、同様の事案を二度と起こさないための徹底した管理と情報公開が強く求められています。