2025-12-18 コメント投稿する ▼
チームみらい安野貴博氏が自民党と政策合意 補正予算賛成の背景
新興政党「チームみらい」は2025年12月18日、党首・安野貴博氏が記者会見を行い、自由民主党(自民党)と政策合意を結んだと発表しました。 安野氏は会見で、12月16日に行われた2025年度補正予算の採決に賛成した理由について、「前向きな政策合意の覚書を交わすことができた」と説明しました。
チームみらい、自民党と政策合意に踏み出す
新興政党「チームみらい」は2025年12月18日、党首・安野貴博氏が記者会見を行い、自由民主党(自民党)と政策合意を結んだと発表しました。合意は文書による覚書の形で交わされ、同党が2025年度補正予算の採決で賛成に回った背景として位置付けられています。
チームみらいはこれまで「是々非々」を掲げ、与野党のいずれとも一定の距離を保ってきましたが、今回の合意により、自民党との関係は明確に一歩踏み込んだ形となりました。参議院で少数与党が続く中、小規模政党の動きが国会運営に与える影響が改めて注目されています。
補正予算賛成の背景に政策覚書
安野氏は会見で、12月16日に行われた2025年度補正予算の採決に賛成した理由について、「前向きな政策合意の覚書を交わすことができた」と説明しました。補正予算への対応を巡っては、野党側から慎重論も出ていましたが、チームみらいは政策実現を優先した判断だったとしています。
安野氏は、政策合意を単なる政局対応ではなく、「具体的な成果を国民に示すための手段」と位置付けました。一方で、与党入りや恒常的な協力関係を否定し、あくまで個別政策ごとの判断であると強調しています。
「小さな政党でも現実を動かせるなら意味がある」
「野党でも賛成すべきものは賛成する」
「与党にすり寄ったという批判は想定内だ」
「結果が出なければ意味がない」
「次も同じ判断をするとは限らない」
合意内容は4項目、財政手法が焦点
今回の政策合意では、4つの柱が示されました。第一に出産・子育て支援の充実を「未来への投資」と位置付け、制度の実効性を高めるとしています。第二に、物価高対策としてプッシュ型支援の活用を掲げ、迅速な給付や支援を重視する姿勢を示しました。
第三は国会のDX化で、特に参議院におけるデジタル化の拡充を進めるとしています。第四に、政治資金の透明化として、チームみらい独自の可視化ツール「まる見え政治資金」を自民党にも利用促進する点が盛り込まれました。
一方で、物価高対策を給付中心で進める点については、減税を優先すべきだとする声も根強く、今後の政策効果が問われることになります。
少数与党下で揺れる是々非々路線
参議院で少数与党が続く状況の中、安野氏は「一つの政策合意が結べたことは、関係構築において意味がある」と評価しました。ただし、「いろんな政党と様々な連携を強化していきたい」と述べ、特定政党への固定的な協力を否定しています。
安野氏は、2025年を「結党を含め、いろんな選択を迫られた1年だった」と振り返りました。結党2年目となる2026年も、政策実現と独自性の維持という難しい判断が続く見通しです。今回の自民党との政策合意は、チームみらいが国会内で存在感を示すための一手となる一方、「ドロ船連立政権」と距離をどう保つのかが引き続き問われます。