2026-01-20 コメント投稿する ▼
阿蘇山火口付近で遊覧ヘリ行方不明、台湾人観光客ら3人搭乗で捜索中
熊本県阿蘇市で2026年1月20日、遊覧飛行中のヘリコプターが行方不明となり、警察と消防が捜索を続けています。 ヘリには台湾からの観光客とみられる男女2人と60代の男性パイロットの計3人が搭乗しており、午前11時頃にスマートフォンから強い衝撃を感知したとの自動通報が消防に入りました。
熊本県阿蘇市で2026年1月20日、遊覧飛行中のヘリコプターが行方不明となり、警察と消防が捜索を続けています。ヘリには台湾からの観光客とみられる男女2人と60代の男性パイロットの計3人が搭乗しており、午前11時頃にスマートフォンから強い衝撃を感知したとの自動通報が消防に入りました。
スマホの自動衝撃通報で発覚
阿蘇広域消防本部によると、行方不明となっているのは阿蘇市のレジャー施設「阿蘇カドリー・ドミニオン」を離陸した遊覧飛行ヘリです。午前11時頃、乗客のスマートフォンから強い衝撃を感知したと消防に自動衝撃通報があり、確認したところ遊覧飛行ヘリに乗っていることが分かりました。
運行会社の代理店によると、このヘリは阿蘇の米塚や草千里、中岳火口などの上空を飛ぶ約10分間のコースを飛行していました。ヘリからも緊急信号が出ていたということです。午前10時52分に離陸し、午前11時頃に連絡が取れなくなりました。
搭乗していたのは、台湾国籍とみられる観光客の男女2人と60代の男性パイロットの3人です。警察と消防が阿蘇中岳火口付近で捜索を続けていますが、午後3時現在も行方は分かっていません。
「阿蘇でまたヘリの事故か、心配です」
「遊覧飛行って安全なのか不安になってきた」
「台湾の方々が無事でありますように」
「火山の近くを飛ぶから危険もあるんだろうな」
「早く見つかってほしい、祈るしかない」
良好な天候下での発生
2026年1月20日の阿蘇市は、高気圧に覆われて午前中はよく晴れていました。昼頃からは上空の寒気の影響で曇り空となりましたが、強い風は観測されていませんでした。午後2時までの最大瞬間風速は阿蘇乙姫で9.0メートルで、午後2時現在、阿蘇市に強風注意報は発表されていませんでした。
比較的良好な気象条件の中での行方不明となったため、機体トラブルの可能性も含めて原因の究明が待たれます。
過去にも不時着事故
阿蘇カドリー・ドミニオンを離陸する遊覧ヘリをめぐっては、過去にも事故が発生しています。2024年5月13日正午頃、同施設のヘリポートを離陸した遊覧ヘリが阿蘇市黒川の山中に不時着し、パイロットの男性と香港からの観光客とみられる中国籍の男女2人の計3人が重軽傷を負いました。
この事故では、戻って着陸しようとした際に機体後方から異音がし、エンジンの回転数が低下したため、高齢者施設近くの空き地に不時着しました。パイロットが骨盤骨折の疑いで重傷を負い、乗客2人も胸や背中に痛みを訴えました。運輸安全委員会が事故原因を調べています。
遊覧飛行は阿蘇の雄大な自然を上空から眺められる人気のアトラクションで、特に外国人観光客に人気があります。しかし火山という特殊な環境での飛行という点で、リスクも伴います。
捜索は夜を徹して続けられる見込みで、搭乗者3人の安否が心配されています。