2025-01-29 コメント投稿する ▼
大津綾香氏、名誉毀損訴訟の控訴審も敗訴 40万円の賠償命令
一審の経緯
大津氏は一昨年4月と5月の記者会見で、立花氏に対し「不明瞭な資金をはじめとした捜査が始まっている犯罪行為を警察の方々と連携して追及する予定です」と発言。これに対し、東京地裁は昨年8月、「捜査機関が本件政党と連携して、原告に対する刑事責任の追及に向けた準備をしているとの事実を真実であると認めるに足りる的確な証拠はない」として、大津氏に40万円の賠償を命じた。
控訴審の判決
大津氏は一審判決を不服として控訴したが、東京高等裁判所(筒井健生裁判長)は1月29日、一審判決を支持し、控訴を棄却した。これにより、大津氏は二審でも敗訴し、40万円の賠償が確定した。
関連する他の訴訟
大津氏と立花氏の間では、他にも名誉毀損を巡る訴訟が複数存在する。例えば、昨年6月の東京都知事選において、NHK党が大津氏の顔写真を無断使用したポスターを掲示したことに対し、大津氏が名誉毀損で訴えたケースでは、東京地裁が原告の請求を棄却し、大津氏が勝訴している。
また、立花氏が大津氏の発言を名誉毀損として訴えた別の訴訟では、一審で10万円の賠償が命じられたが、控訴審で大津氏の主張が認められ、逆転勝訴している。
大津綾香氏と立花孝志氏の間では、名誉毀損を巡る訴訟が複数進行しており、判決もそれぞれ異なる結果となっている。今回の控訴審では大津氏が敗訴したものの、他の訴訟では勝訴しているケースもあり、両者の法的対立は複雑な様相を呈している。