2025-12-19 コメント: 1件 ▼
大阪市中央卸売市場にヒトの内臓のようなものが入った大量の瓶が不法投棄
大阪市中央卸売市場にヒトの内臓か「大量の瓶」不法投棄 医療廃棄物処理法違反で府警捜査。 大阪市福島区の中央卸売市場で2024年9月18日、ヒトの内臓のようなものが入った大量の瓶が捨てられているのが発見され、大阪府警が廃棄物処理法違反の疑いで捜査していることが12月19日明らかになりました。
食の安全に黒い影
大阪市中央卸売市場にヒトの内臓か「大量の瓶」不法投棄 医療廃棄物処理法違反で府警捜査
大阪市福島区の中央卸売市場で2024年9月18日、ヒトの内臓のようなものが入った大量の瓶が捨てられているのが発見され、大阪府警が廃棄物処理法違反の疑いで捜査していることが12月19日明らかになりました。食品の安全性を担保すべき市場への医療廃棄物の不法投棄は、食の安全に対する重大な脅威となる可能性があり、関係者に衝撃を与えています。
関係者によると、2024年9月18日午前中、大阪市福島区の中央卸売市場のごみ置き場周辺で清掃作業を行っていた男性が、複数の段ボールに入った大量の瓶を発見しました。瓶の中には、切り取られた人の臓器のようなものが入っており、市場関係者が警察に通報しました。
発見者である清掃作業員の男性は「明らかに臓器という感じではなくて、何か切り取られたものやなあと思った。手術して取ったものみたいな。普通に処理したらまずいと思って」と証言しています。瓶の蓋には名前のような文字が書かれていたことも判明しており、病院などから出た医療廃棄物である可能性が極めて高いとみられています。
「市場に医療廃棄物って衛生的に大丈夫なのか心配」
「食べ物を扱う場所に内臓とか本当にやめてほしい」
「医療廃棄物の処理費をケチったんじゃないか」
「大阪の台所が汚染されるなんて許せない」
「処理業者の責任も追及してほしい」
大阪市中央卸売市場の重要性
大阪市中央卸売市場本場は、1931年に開設された日本最大級の卸売市場で、東京都の豊洲市場に次いで全国第2位の取扱高を誇ります。敷地面積は約18万平方メートル、延床面積約31万平方メートルという甲子園球場約8倍の広大な施設で、青果、水産物、加工食料品を扱っています。
毎日約2900トン、年間約70万トン以上の鮮魚や野菜、果物、乾物類などが日本や世界各地から集まる関西の食の中枢拠点です。午前3時から荷の搬入が始まり、マグロの競りは午前4時15分、青果の競りは午前5時から開始される、24時間稼働する巨大な食料流通基地となっています。
このような重要な食品流通拠点への医療廃棄物の投棄は、食品安全性への深刻な脅威となる可能性があり、関西圏の食料供給に対する信頼性を損なう恐れがあります。
医療廃棄物処理の法的規制と罰則
医療廃棄物は廃棄物処理法により「感染性廃棄物」として特別管理廃棄物に分類され、厳格な処理が義務付けられています。医療機関から排出される血液や内臓などの廃棄物は、感染症の危険性があるため、許可を受けた専門業者による適正処理が法律で定められています。
廃棄物処理法違反の罰則は非常に厳しく、不法投棄の場合は5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはこれらの併科が科せられます。法人が関与した場合は3億円以下の罰金が課される場合もあります。
医療機関には「排出事業者責任」があり、委託業者が不適正処理を行った場合でも医療機関側に責任が問われることになります。過去には、適切な許可を持たない業者に医療廃棄物を委託した医療機関が摘発され、逮捕・書類送検された事例もあります。
医療廃棄物を適正に処理せず一般ゴミとして排出したり、許可のない業者に委託したりすることは、深刻な法律違反行為となり、社会的制裁と刑事責任の両面で厳しく処罰されます。
今後の捜査と対策の必要性
大阪府警は廃棄物処理法違反の疑いを視野に、投棄の経緯や関係者の特定を進めています。瓶の蓋に記載された名前から、廃棄物の排出元医療機関や処理委託業者の特定が可能とみられ、捜査の進展が期待されます。
今回の事件は、医療廃棄物処理システムの不備や監視体制の甘さを露呈するものです。食の安全を守るべき市場への不法投棄を防ぐためには、医療機関の排出事業者責任の徹底、処理業者の監督強化、市場周辺の警備体制見直しなど、包括的な対策が必要です。
また、市場関係者や消費者の信頼回復のため、大阪市や市場管理者による再発防止策の策定と公表が求められています。関西の食を支える重要拠点である大阪市中央卸売市場の安全性確保は、広域の食品安全保障に直結する重大課題として、今後の動向が注目されます。