2025-02-25 コメント投稿する ▼
立花孝志氏、千葉知事選で兵庫県内のみで選挙運動を実施
立花孝志氏、千葉県知事選で兵庫県内のみで活動
千葉県知事選(27日告示、3月16日投開票)に出馬することを表明している「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首は25日、自身のX(旧ツイッター)で「選挙運動は千葉県では行わず、兵庫県で行う」と宣言した。この発言が注目を集めている。
立花氏は、「選挙運動を千葉県でやらない理由」として、兵庫県の斎藤元彦知事に関するパワハラ疑惑や文書問題について、自身の主張を展開するためだと説明した。昨年11月の兵庫県知事選では、立花氏は斎藤知事を支持しており、その問題を引き続き訴えることが目的だと明かしている。
立花氏の選挙活動は、千葉県外で行うことに特に問題はないとされており、千葉県選挙管理委員会もこれを認めている。
また、立花氏は「選挙運動を兵庫で行うことについて、法的には問題ない」という立場を強調し、2馬力選挙に対しても反論を示している。彼は「今度は、他府県で選挙運動ができないようにする法律が作られるかもしれない」とも述べ、選挙活動の自由を守る立場を示した。
一方、再選を目指して立候補を表明している千葉県の熊谷俊人知事は、立花氏の行動に対して批判的なコメントを発表。熊谷知事は「選挙は有権者に政策やビジョンを伝えるためのものだ」と述べ、立花氏が選挙活動を兵庫県で行うことに対し、「本来の選挙活動の目的に沿っていない」との見解を示している。
今回の選挙活動方法を巡る議論は、立花氏の策略と見なす声もあれば、選挙の本質に対する考え方を問うものとして、注目を集めている。