社民・福島瑞穂氏「ミサイルよりコメ」 生き残りかけた訴えに現実味はあるか

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社民・福島瑞穂氏「ミサイルよりコメ」 生き残りかけた訴えに現実味はあるか

「ミサイルよりコメを」


社民・福島瑞穂党首が第一声 政党存続かけた最後の訴え

“政党要件ギリギリ”の社民党が背水の陣


参院選公示日の7月3日、社民党の福島瑞穂党首はJR新宿駅南口で第一声に立ち、「今度の参院選は社民党の生き残りをかけた戦いだ」と強い口調で訴えた。公職選挙法で政党と認められるためには、比例代表で得票率2%を維持することが必要であり、社民党はその“崖っぷち”に立っている。

福島氏は「全候補者を当選させ、政党として再び躍進させてほしい」と訴えながら、食料品の消費税ゼロ、最低賃金の全国一律1500円、社会保険料の半額という「緊急生活支援3本柱」を掲げた。

「ミサイルよりコメ。わかりやすい訴えだった」
「最低賃金1500円って、言うのは簡単だけど実現可能性は?」
「社民が生き残るには、もっと現実路線が必要では」
「福島さんの言葉にはいつも誠実さはある」
「共産党と何が違うのか、正直わかりにくい」


「ミサイルよりコメ」――響くが、実現力は?


福島氏が何度も繰り返したのは「ミサイルよりコメ」「ミサイルより暮らし」「ミサイルより平和」というフレーズだ。国民生活を軽視して防衛費だけを増やす自民党の政治姿勢を厳しく批判し、「お金を使うべき方向が根本的に間違っている」と訴えた。

だが、演説で言及した政策の多くは、財源や制度設計が不透明だ。たとえば「最低保障年金月10万円」も、現役世代や国庫負担への影響を考えれば、実現には大きなハードルがある。消費税ゼロも、単なる減税とは異なり、地方財政や社会保障の持続性に直結する難題だ。

「わかりやすい言葉」が支持を広げる可能性はあるが、有権者は“共感”と“実行力”の両立を求めている。現実を見据えた財源論や制度改革案を示さなければ、単なる理想論と片付けられてしまいかねない。

立憲・共産との違いをどう打ち出すか


現在の社民党は、国会議員3人という少数勢力にまで縮小しており、立憲民主党や共産党との違いを有権者にどう伝えるかが鍵となる。とくに安全保障や経済政策において、「対決姿勢だけでは限界がある」という指摘は党内外から出ている。

福島氏は「大企業や大富裕層の声しか聞かない自民党ではなく、安心できる社会をつくる社民党が必要だ」と語るが、実際には立憲や共産と主張が重なる部分も多く、存在感が埋もれてしまっている感は否めない。

「野党で争ってる場合じゃないのに」
「立憲とどう違うのかもっと説明してほしい」
「“社民じゃなきゃダメな理由”が聞きたかった」
「昔の社民の方が明確に“護憲”を打ち出してた」
「福島さん個人の信念は伝わった」


「生き残りをかけた戦い」本当にラストチャンスか


福島氏の演説は、何よりも“党の存続”に焦点が置かれていた。比例得票率2%を下回れば、政党としての資格を失い、政治資金や活動の大部分が制限される。これが現実の危機として迫っている。

社民党は護憲や反戦・反核を掲げてきた歴史ある政党だが、時代の変化とともに支持層は高齢化し、若年層への浸透は極めて限定的。現状維持では先がない。今後はイデオロギーの堅持とともに、生活者目線の現実的提案をどれだけできるかが問われる。

「ミサイルよりコメ」――その言葉が心に響いたとしても、選挙で票につながるかどうかは別問題。今回の選挙が“最後の参院選”になる可能性もあるなか、社民党は今こそ問われている。

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2025-07-03 17:24:15(藤田)

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