2025-09-22 コメント投稿する ▼
山本太郎氏「腐った政治を倒すしかない」和歌山で教育と少子化をめぐり自民党批判
山本氏は「教育を受けたいなら借金を背負えばいいという発想は、若者や庶民をさらに苦しめるものだ」と述べ、利息まで払わされる現状を「一人生きるだけで精一杯の人々の首を絞めている」と指摘しました。 山本氏は「その一方で『少子化が問題だ』と言うのは矛盾している」と強調しました。 山本氏は現状を「大きな病気を抱えているのに正露丸で対応しようとしている」と比喩で表現しました。
山本太郎氏が和歌山で政治批判を展開
れいわ新選組の山本太郎=代表(50)は2025年9月22日、和歌山県田辺市で開かれた「おしゃべり会」で演説し、現行の教育や奨学金制度、そして自民党政権を厳しく批判しました。山本氏は「教育を受けたいなら借金を背負えばいいという発想は、若者や庶民をさらに苦しめるものだ」と述べ、利息まで払わされる現状を「一人生きるだけで精一杯の人々の首を絞めている」と指摘しました。
少子化と政治責任への言及
山本氏は「その一方で『少子化が問題だ』と言うのは矛盾している」と強調しました。若者が将来への不安を抱え、家庭を築く余裕を失っている原因は政治の責任だとし、「こんな腐った政治は倒すしかない」と強い言葉で訴えました。また、自民党に対して「国民に対する愛情はない」とし、30年以上の不況が続いてきた背景に政権与党と野党双方の無責任さがあると批判しました。
対症療法ではなく根本治療を
山本氏は現状を「大きな病気を抱えているのに正露丸で対応しようとしている」と比喩で表現しました。政治が抜本的な改革を行わず「小粒の政策」ばかりを繰り返していることが、国民の将来不安を的中させていると述べ、「根本治療を行う段階に来ている」と力説しました。
過去30年の政治に対する不信
山本氏は、自民党だけでなく旧民主党を含めた主要政党全体を「日本をここまで終わらせた責任を誰も取っていない」と断じました。その上で「末代まで呪われればいい」とまで言い切り、政治家の姿勢に対する怒りと不信をあらわにしました。
みんなの反応
「政治家にここまで言えるのは山本太郎だけだと思う」
「借金して学ぶのが当然というのはやっぱりおかしい」
「少子化問題と生活苦の矛盾を鋭く突いている」
「正露丸の例えはわかりやすかった」
「政治家の責任感の欠如を改めて考えさせられる」
今後の焦点
山本氏の主張は、消費税廃止や住宅を「権利」とする政策など、従来から掲げてきたれいわ新選組の方針とも一致しています。今回の発言は地方での集会ながらも広く拡散されており、国政全体に対して根本的な変革を求める声を代弁した形となりました。今後、総裁選や次期国政選挙を前に、こうした強い言葉がどこまで支持を集めるかが注目されます。