2025-09-08 コメント投稿する ▼
山本太郎代表「日本はアメリカファースト」秘匿資金問題と官僚政治を痛烈批判
れいわ新選組(れいわ)の山本太郎代表は、北海道網走市で行った集会で「日本ファースト、日本人ファーストと言っているが、実態はすべてアメリカファーストだ」と強い言葉で日本の政治構造を批判した。 自分の立場を守るために官僚や政治家が米国に忖度し続けてきた」と述べ、官僚主導の政治構造を痛烈に批判した。
山本太郎代表「日本はアメリカファースト」秘匿資金問題を追及
れいわ新選組(れいわ)の山本太郎代表は、北海道網走市で行った集会で「日本ファースト、日本人ファーストと言っているが、実態はすべてアメリカファーストだ」と強い言葉で日本の政治構造を批判した。
山本氏は戦後政治の源流に触れ、岸信介元首相(安倍晋三元首相の祖父)が米国から「1000万ドル(当時約36億円、現在の価値では数百億円規模)」の秘密選挙資金を受け取ったとされる事実を紹介。「米国が自民党をコントロールするために資金を供与してきた」と指摘した。その上で「日本は誰のために存在しているのか」と問いかけ、現行の政治が国民ではなく米国に従属している構造を糾弾した。
「アメリカファーストという言葉に説得力ある」
「秘密資金の話を聞いて驚いた」
「鳩山政権が潰されたのも思い出した」
「国民を放置してきた30年を変えないと」
「れいわ以外は本気度を感じない」
SNS上でも「米国依存から抜け出せない日本政治」や「国民を見ずに官僚や米国を見ている」といった声が相次ぎ、議論が広がっている。
「敵は国外ではなく国内官僚」
山本氏はまた「基地問題で鳩山由紀夫元首相が潰されたのはアメリカではなく日本国内の官僚によるものだった」と強調。「敵は外国ではなく国内にいる。自分の立場を守るために官僚や政治家が米国に忖度し続けてきた」と述べ、官僚主導の政治構造を痛烈に批判した。
「忖度しない政治」への決意
さらに山本氏は「国民を放置し続けてきたこの国を蘇らせるためには経済政策から動かすしかない」とし、れいわ新選組の経済政策を強調。「私たちは捨てるものがない。政治家として生き残りたいわけでもない。ただこの状況が許せない。だから覚悟を決めてやっている」と述べ、他党にはない姿勢をアピールした。
国民第一を掲げるれいわ新選組の立場
山本氏は「国民の利益を一番に考える勢力はれいわしかない」と強調し、消費税廃止や生活第一の政策を貫く姿勢を改めて示した。戦後以来の「対米従属構造」を批判し、官僚や既存政党の姿勢を「靴を舐め続ける恥ずかしい大人たち」と言い放った山本氏の発言は、国民への直接的な訴えとして強いインパクトを残した。
山本太郎が問う「アメリカファーストに従う日本政治」
山本太郎代表は「全てがアメリカファースト」と断じ、日本政治の根本的な従属体質を問い直した。国民生活が置き去りにされ、30年にわたり経済も停滞した状況を前に「れいわが唯一の覚悟を持つ勢力」と主張。今後もれいわ新選組が「国民第一」を掲げる野党として存在感を強められるかが注目される。