2026-07-25 コメント投稿する ▼
玉木雄一郎代表「国会軽視も甚だしい」吉村洋文の付帯決議無視に猛反発
2026年7月24日、「副首都法」(国家社会機能継続性確保施策及び副首都の整備に係る施策の推進に関する法律)が参院本会議でわずか2票差という僅差で成立しました。成立直後、日本維新の会(維新)の吉村洋文代表(大阪府知事)が法案審議の付帯決議の趣旨に反し、来春の知事選と「大阪都」構想の住民投票の同日実施を目指すと発言しました。国民民主党(国民)の玉木雄一郎代表は「国会軽視も甚だしい。許すわけにはいかない」と強く批判し、「国会審議もやり直したらいい」と語気を強めました。「大阪ありき」と批判される副首都構想が、新法の成立初日から揺れています。
副首都法が2票差で成立、野党多数が反対した僅差の可決
2026年7月24日の参院本会議で、通称「副首都法」が賛成123票・反対121票、わずか2票差で可決・成立しました。正式名称は「国家社会機能継続性確保施策及び副首都の整備に係る施策の推進に関する法律」で、大規模災害時に東京圏の行政・経済機能を代替する「副首都」を国が指定する仕組みを定めるものです。
自民党と維新が共同提出した議員立法で、賛成には自民・維新・チームみらい・無所属が回りました。立憲民主党や国民などの野党は反対に回り、会期末ギリギリの攻防の末にかろうじて成立した形です。高市早苗首相はこの法律を「わが国初の統治機構改革」と位置づけています。
副首都の候補地としては、維新が長年推進してきた大阪が最有力です。ただし愛知県も名乗りを上げており、福岡・札幌といった都市も候補として挙げられています。
賛成123対反対121の2票差でようやく成立。これほど割れた法律が本当に国民全体のためになるのか疑問だ
吉村洋文代表、付帯決議の成立直後に「同日投票目指すべき」と表明
今回の法案審議では、維新が目指す「大阪都構想」の住民投票と2027年春の統一地方選を同じ日に実施することの是非が最大の焦点となりました。野党側が付帯決議の文言修正を強く要求し、維新は最終的に「選挙期間が重複しないよう最大限調整する」と明記した付帯決議を受け入れる形で譲歩しました。
この付帯決議が成立したまさにその日の夜、吉村洋文大阪府知事(維新代表)は府庁内で記者団に対し、「(来春の統一地方選と)同日選を目指していくべきだ」と述べました。吉村氏は「付帯決議の趣旨は尊重したいが、有権者は1回で投票でき、コストも抑えられる」と理由を語っています。
譲歩して付帯決議を受け入れたのに、成立当日にそれを反故にする発言をするとは。これが政治の信頼を損なうやり方だ
玉木雄一郎代表「国会軽視も甚だしい、何のための議論だったのか」と猛反発
吉村氏の発言を受け、国民民主党の玉木雄一郎代表は2026年7月24日夜の党会合で激しく批判しました。「国会軽視も甚だしい。許すわけにはいかない」と断言し、「国会審議もやり直したらいい。何のための議論だったのか」と語気を強めました。
玉木氏はそもそも同法の採決において反対票を投じており、付帯決議の文言をめぐる審議が適正に運用されることを前提に議論が行われてきたとの認識を持っています。成立直後に当の維新代表がその趣旨を実質的に否定するかのような発言をしたことは、国会の審議プロセスそのものを軽んじるものだと批判しています。
中道改革連合の重徳和彦国対委員長も同日の党会合で「適切に法律が運用されるよう見ていく」とくぎを刺し、維新の動向を注視していく姿勢を示しました。自民党の小林鷹之政調会長も「付帯決議の趣旨を尊重しながら、適切に行動する」と牽制しており、与党内でも懸念の声が上がっています。
玉木代表の怒りはもっともだ。付帯決議を受け入れたうえで採決させ、直後に反故にするなら国会の合意形成は崩壊する
大阪ありきの副首都指定に懸念、国民的議論と透明な選定が不可欠
副首都法は「東京一極集中の是正」という政策目標を掲げていますが、実質的には大阪を副首都として指定することを前提として設計されているとの批判が根強くあります。「大阪のための法律ではないか」との声が野党から広く上がり、わずか2票差という採決結果がその批判を裏付ける形となりました。
副首都の選定にあたっては、大阪だけでなく愛知・福岡・札幌など他の有力候補都市との公平な比較が求められます。防災上の必要性、経済規模、インフラ整備状況、コスト対効果などの客観的な基準で評価すれば、大阪以外に相応の優位性を持つ地域が存在することも指摘されています。
副首都は大阪でなくてもいいはず。コスパや災害リスクで客観的に選ぶべきだ。初めから答えありきの制度設計はおかしい
国会審議や付帯決議の趣旨を蔑ろにした維新代表の発言が象徴するように、国民全体の利益のための副首都政策が大阪都構想の実現という個別の政治目標に従属している構図を、多くの国民が懸念しています。今後の選定プロセスの透明性確保と、付帯決議の趣旨を守った法運用に向けた国会のチェックが急がれます。
維新が付帯決議を受け入れてすぐに覆そうとする。国民をなめているとしか思えない
玉木雄一郎代表らの批判は、こうした政治の危うさに対する重要な歯止めであり、法の適正な運用を求める声として重く受け止めるべきです。
まとめ
・副首都法が2026年7月24日、参院本会議で賛成123対反対121の2票差で成立。自民・維新が提出、野党(立憲・国民等)は反対
・吉村洋文維新代表(大阪府知事)は成立当日、付帯決議の趣旨に反して「来春の統一地方選と都構想住民投票の同日実施を目指す」と発言
・付帯決議は「選挙期間が重複しないよう最大限調整する」と明記されており、維新が審議で譲歩していた
・玉木雄一郎代表は「国会軽視も甚だしい。許すわけにはいかない」と猛反発し、「国会審議もやり直したらいい」と批判
・中道改革連合の重徳和彦国対委員長も「適切に法律が運用されるよう見ていく」と牽制
・自民・小林鷹之政調会長も「付帯決議の趣旨を尊重しながら適切に行動する」と表明
・副首都の候補は大阪が最有力だが愛知も名乗りを上げており、客観的な選定基準の提示が求められる
・副首都構想が「大阪ありき」との批判は解消されておらず、今後の法運用をめぐる与野党の攻防が続く見通し
この投稿の玉木雄一郎の活動は、93点・活動偏差値61と評価されています。下記GOOD・BADボタンからあなたも評価してください。