2025-12-16 コメント投稿する ▼
杉尾秀哉氏が国光文乃外務副大臣の連続した誤情報発信を痛烈批判、「更迭すべき」と辞任要求
国光文乃外務副大臣がネット番組で、立憲民主党の小西洋之参院議員による大量の質問通告が原因で女性官僚がたくさん辞めた、と発言していたことが判明した問題を受けて、元TBSキャスターで立憲民主党の杉尾秀哉参院議員(68歳)が痛烈な批判を展開しています。 この発言は、国光氏が短期間で2回も事実誤認情報を発信し、政府から注意を受けたことへの強い憤りを表したものです。
国光文乃外務副大臣がネット番組で、立憲民主党の小西洋之参院議員による大量の質問通告が原因で女性官僚がたくさん辞めた、と発言していたことが判明した問題を受けて、元TBSキャスターで立憲民主党の杉尾秀哉参院議員(68歳)が痛烈な批判を展開しています。
杉尾氏、国光氏の「デマ発信」を厳しく糾弾
木原稔官房長官は2025年12月16日、国光文乃外務副大臣を厳重注意しました。国光氏は、自らが厚生労働省の官僚だった時代に小西氏からの質問通告に対応したエピソードとして、「小西先生から、10分しか(質疑の)持ち時間がないのに、50問ぐらい聞かれて、ほんとに死にました。私、子育てできませんでした。それで辞めた女性官僚はたくさんいます」と述べました。
杉尾氏は、国光氏が厳重注意を受けたことなどを報じた一部メディアの記事を自身のX(旧ツイッター)に添付し、「とんでもないデマを振りまく副大臣。質問通告を巡っても事実無根のSNS投稿で注意を受けた。まず本人が謝罪すること。その上で更迭すべきだ」と述べて、国光氏の即座の辞任を求めました。
この発言は、国光氏が短期間で2回も事実誤認情報を発信し、政府から注意を受けたことへの強い憤りを表したものです。
国光氏の"常習的"な誤情報発信が問題視
今回が国光氏にとって初回の問題発言ではありません。国光氏は2025年11月10日にも、「野党の質問通告が遅い」とX(旧ツイッター)に投稿し、野党から抗議を受けて事実誤認を認めて陳謝しています。
国光氏は11月7日のXへの投稿で、国会の質問は2日前の正午までに通告するルールがあるとして「どれほどの野党議員が守っているか」と指摘していました。しかし、現在はルールが「速やかな質問通告に努める」と改められており、野党の質問は予算委前日の6日正午ごろまでに通告されていたことが確認されています。
つまり、国光氏は約1か月という短期間で、2回も事実と異なる情報を公開し、その都度政府から注意を受けるという異例の事態を引き起こしているのです。
杉尾氏の政治的背景と発言の重み
杉尾秀哉氏は1957年9月30日生まれで、福岡県北九州市出身の政治家です。1981年にTBSに入社し、報道局社会部、政治部などテレビ報道の最前線で活動しました。「ニュースの森」キャスターなどを務めた後、2015年にTBSを退社し、2016年の参院選で立憲民主党から出馬して初当選しています。
報道の現場で長年活動してきた杉尾氏にとって、政府高官による「デマ発信」は看過できない問題であることは明らかです。特に、杉尾氏は小西洋之議員とともに、フェイクニュースを発信していたとされるツイッターアカウント「Dappi」の発信元を特定し、2021年10月6日に訴訟を提起した経験もあり、ネット上での誤情報拡散問題には敏感に反応する立場にあります。
立憲民主党の組織的な反発
この問題は杉尾氏個人の発言にとどまりません。立憲民主党の斎藤嘉隆参院国対委員長は記者団に「本来であれば辞任すべきだと思う。判断は政府に預けたい」と述べており、党として国光氏の辞任を求める姿勢を示しています。
立憲民主党は12月15日、国光氏の発言は事実無根だとして、自民党に抗議しました。この抗議を受けて、国光氏は発言を撤回し、小西氏に謝罪文を手交したことが明らかになっています。
ネット上での情報拡散とその影響
問題となったのは、国光氏の発言だけでなく、その拡散力の大きさです。ネット上では、この場面の切り抜き動画が拡散し、再生数が大幅に伸び、小西氏への批判コメントも飛び交いました。現在は元の動画が閲覧できなくなっていますが、誤情報が一度拡散されると、その訂正や謝罪が十分に広まらない可能性があることを示しています。
杉尾氏の「更迭すべき」という強い表現は、政府高官による誤情報発信が与える社会的影響の深刻さを踏まえたものと考えられます。特に、SNSが政治的議論に大きな影響を与える現代において、閣僚級の政府関係者による事実に基づかない発言は、民主主義の根幹を揺るがす問題として捉えられているのです。