2025-03-07 コメント: 1件 ▼
万博「大屋根リング」保存を訴え - 国民の財産として残すべき
松川議員は、万博会場の視察後にその素晴らしさを実感し、特に注目すべきは「大屋根リング」だと語った。彼女は「1月末には大屋根も完成しており、全外国パビリオンも着工され、万博が非常に楽しみになった」と述べ、その建設過程に対する期待感を表現した。
大屋根リングは世界最大の木造建築物
松川議員は「大屋根リング」が世界最大の木造建築物であり、ギネスブックにも登録されたことを強調。この建物が万博終了後に解体予定となっていることに対して、「国民の税金を使って作った国の財産であり、このまま解体するのは非常に残念」と訴え、レガシーとして「大屋根リング」を残すべきだと主張した。
経済産業大臣の回答
これに対し、武藤経済産業大臣は、「万博会場は博覧会協会と大阪市が締結した契約に基づき、閉会後は土地を更地にして大阪市に返還されることが決まっている」と説明。その上で、大阪府市が大屋根リングを一部残す民間提案を踏まえたマスタープランを策定中であり、今後は関係者間で協議が行われると回答した。
松川議員の反論と提案
松川議員は、大屋根リングが国民の税金で建設されたことを再度強調し、「決定権は大阪府市にあるのはおかしい」と反論。また、3月26日まで意見募集が行われていることに触れ、「万博が始まっていない段階で、国民が実物を見ていない状態で決めるのはおかしい」と強調し、国民の声を反映させることを求めた。
石破総理の対応
松川議員の訴えを受け、石破総理は「政府としてよく考え、国民の意見を踏まえて検討を進めていきたい」と応じた。
- 松川るい議員は「大屋根リング」を保存するよう強く訴えた。
- 「大屋根リング」は世界最大の木造建築物としてギネスに登録されており、万博終了後に解体予定。
- 経済産業大臣は、万博終了後の土地返還とともに、大屋根リングの一部保存について検討中と回答。
- 松川議員は、国民の声を反映させるため、実物を見た上での判断を求めている。
- 石破総理は政府として検討を進めると発言。