2026-01-21 コメント投稿する ▼
大阪自民が高市早苗に要請 維新応援自制で露呈する連立の歪み
自民党と維新は国政で連立政権を組む関係にありますが、大阪では事情が異なります。 松川氏はあわせて、高市早苗首相に対し、2026年1月27日の衆院選公示後、できるだけ早期に大阪入りし、自民党候補を直接支援するよう要請しています。 今回の要請は、連立政権を維持しながら選挙では競合するという「ねじれ」を浮き彫りにしています。
大阪自民が高市首相に異例の要請
自由民主党大阪府連会長で参議院議員の松川るい氏は2026年1月21日、衆院選対応を巡り、高市早苗首相(自由民主党総裁)や党幹部に対し、日本維新の会の候補者を応援しないよう要請していたことが分かりました。
自民党と維新は国政で連立政権を組む関係にありますが、大阪では事情が異なります。衆院選では府内19すべての小選挙区で両党が競合する見通しで、事実上の全面対決となっています。
維新との競合と大阪自民の危機感
大阪では日本維新の会が強固な地盤を築いており、前回の衆院選で自民党は候補者を擁立した15選挙区すべてで敗北しました。
この結果、自民支持層の一部が維新に流れているとの危機感が大阪府連内で強まっており、連立関係にあるとはいえ、維新候補への応援が続けば自党候補がさらに不利になるとの判断が背景にあります。
松川氏が「維新の応援はやめてほしい」と求めたのは、連立政権という国政の枠組みと、地方選挙での現実との乖離を象徴する動きと言えます。
公示後早期の大阪入りを求める理由
松川氏はあわせて、高市早苗首相に対し、2026年1月27日の衆院選公示後、できるだけ早期に大阪入りし、自民党候補を直接支援するよう要請しています。
大阪自民としては、首相自らが前面に立つことで支持層の引き締めを図り、維新一強の構図に風穴を開けたい考えです。
一方で、首相が大阪入りすれば、連立相手である維新との関係悪化は避けられず、国政運営への影響を懸念する声も党内にはあります。
「連立していても選挙は別というのは分かる」
「大阪で自民が勝てないのは、この曖昧さが原因だと思う」
「維新に気を使いすぎて自民の存在感がない」
「首相が来ないと本気度が伝わらない」
「大阪の有権者を軽く見てきた結果じゃないか」
連立政権と選挙戦略のねじれ
今回の要請は、連立政権を維持しながら選挙では競合するという「ねじれ」を浮き彫りにしています。
自民党と維新は政策協議や国会対応では協力関係にありますが、地方選挙では支持基盤が重なる地域ほど対立が先鋭化します。大阪はその最前線です。
自民党が連立相手への配慮を優先し続ければ、大阪での党勢回復は難しい一方、維新との距離を強めれば「ドロ船連立政権」との批判を招くリスクもあります。
衆院選公示を目前にしたこの異例の要請は、大阪における自民党の立ち位置と、連立政権の限界を示す象徴的な出来事として注目されます。