2026-01-16 コメント投稿する ▼
公明・山口那津男氏が立民を「たたきつぶせ」と替え歌で攻撃した過去が再注目、新党合意の皮肉
2017年10月の衆院選で、当時の公明党代表だった山口那津男氏が昭和の人気アニメ「鉄人28号」の替え歌を披露し、「たたきつぶせ立民共産」「敵にわたすな大事な議席」と立民を挑発していたことが、改めて注目を集めているのです。 そして、鉄人28号の主題歌の替え歌を披露したのです。
「たたきつぶせ立民共産」公明・山口氏の替え歌が再び注目、立民との新党合意で皮肉な展開に
立憲民主党(立民)と公明党が2026年1月15日、新党を結成する方針で合意しました。しかし、この動きが過去の因縁を呼び起こしています。2017年10月の衆院選で、当時の公明党代表だった山口那津男氏が昭和の人気アニメ「鉄人28号」の替え歌を披露し、「たたきつぶせ立民共産」「敵にわたすな大事な議席」と立民を挑発していたことが、改めて注目を集めているのです。
山口氏は26年間にわたって自民党と協力関係にあった公明党を率い、野党として立民を厳しく批判してきました。安全保障政策などで対立し、選挙戦では露骨に立民を敵視する姿勢を見せていたのです。それが今、180度方針を転換し、新党結成で手を組むという展開に、有権者からは戸惑いの声が上がっています。
「公明は立民を叩き潰すって言ってたのに今度は新党って、何なの」
「替え歌まで歌って攻撃してた相手と組むなんて信じられない」
「山口さんの替え歌、今聞いたら皮肉すぎて笑えない」
「政治家って節操ないよね、敵も味方もコロコロ変わる」
「26年続いた自公連立より、票が大事ってことか」
2017年衆院選での激しい攻撃
2017年9月28日、安倍晋三首相は「国難突破」を掲げて衆院を電撃的に解散しました。野党第一党の民進党が分裂し、小池百合子東京都知事率いる希望の党と、枝野幸男元官房長官の立憲民主党などに再編される中での選挙戦となったのです。
10月22日の投票日を控えた10月15日、山口氏は神戸市長田区のJR新長田駅前で街頭演説を行いました。駅前には阪神大震災の復興のシンボルとして、少年時代を神戸で過ごした漫画家・横山光輝氏の作品「鉄人28号」のモニュメントがあります。
山口氏は「神戸の皆さん、こんにちは。なっちゃんです」とあいさつした後、民主党政権時代を厳しく批判しました。「2009年に民主党政権が誕生しました。しかし、あの東日本大震災で、遅い、鈍い、心がない。批判されて大失敗したのが民主党政権だったではありませんか」と述べ、「今、大学生、高校生の就職率は、過去最高になりました」と自公連立政権の成果を強調したのです。
替え歌で立民を挑発
そして山口氏は、こう続けました。「あと1週間が勝負です。この新長田駅前、鉄人28号の像があります。私はこの像を見ると、歌を思い出すんです。替え歌を歌いますからね、いいですか。最後の一節だけ」
そして、鉄人28号の主題歌の替え歌を披露したのです。「手をにぎれ自民と公明 たたきつぶせ立民共産 敵にわたすな大事な議席」。元の歌詞では「立民共産」の部分は「悪魔のてさき」となっています。つまり、立民と共産党を悪魔のてさきに見立てて攻撃したのです。
この替え歌は当時、メディアで大きく報じられ、批判も呼びました。創価学会員からも「平和の党の代表が、こんな乱暴なことを言うなんて」との声が上がったとされています。横山光輝氏のファンからも「名作を政治利用するな」との反発がありました。
26年の自公連立から一転
公明党は1999年10月から自民党との連立を組み、2009年から2012年の野党時代を除き、26年間にわたって政権与党として自民党を支えてきました。しかし、2025年10月に自民党との連立を解消し、野党に転じました。
そして2026年1月、高市早苗首相が通常国会冒頭での衆院解散を表明すると、立民と公明は急接近しました。両党は新党結成を視野に選挙協力を進め、1月15日に合意に至ったのです。公明党の斉藤鉄夫代表は小選挙区から撤退し、全国各地で立民側の候補を支援する方針です。
山口氏は2025年6月に公明党代表を引退し、現在は所属議員として活動していますが、かつて「たたきつぶせ」と攻撃した立民と新党を組むという展開は、政治の非情さと現実主義を象徴する出来事となっています。有権者の間では「政策や理念より、議席確保が優先なのか」との冷めた見方が広がっており、新党構想の行方には厳しい視線が注がれています。