2025-12-25 コメント投稿する ▼
高市早苗首相が馳浩氏へ推薦証、石川県知事選で保守分裂へ、山野之義氏と激突
高市早苗首相(自由民主党総裁)は12月25日、任期満了に伴う石川県知事選(2026年2月19日告示、3月8日投開票)で再選を目指す現職の馳浩氏(64)と党本部で会い、推薦証を手渡しました。知事選には前金沢市長の山野之義氏(63)も出馬を表明し、自民党に推薦願を提出していましたが、自民党は馳氏の推薦を決定しました。両氏はいずれも自民系で、保守分裂選挙となる公算が大きくなっています。 能登半島地震からの復興が最大の争点となる中、自民党内で分裂が生じた背景には、2022年の知事選でわずか7982票差で敗れた山野氏のリベンジへの強い意欲があります。前回3位だった山田修路元参院議員との「2・3位連合」を形成し、保守票の再編を狙う構図です。
高市首相と馳氏、旧知の仲を前面に
馳浩氏は1995年参院選で初当選後、2000年に衆院にくら替えして7期務め、第3次安倍改造内閣で文部科学大臣を歴任しました。星稜高校教諭、レスリング選手としてオリンピック出場、プロレスラーという異色の経歴を持ち、2022年3月に石川県知事に初当選しました。
高市早苗首相氏と馳氏は、第3次安倍改造内閣でそれぞれ文部科学大臣、総務大臣として入閣し、かつて同じ自民党派閥にも所属した旧知の仲です。12月7日には、能登を視察のため訪れた高市首相氏に馳氏が同行し、その様子を自身のSNSで連続投稿しました。
朝市通りで漫画家永井豪さんの作品「マジンガーZ」「グレンダイザー」の話題を振った際、「年代が古いね」とほほ笑む高市首相氏に対し、同じ64歳の馳氏が「同じ年代じゃないですか」とツッコミを入れる場面も収録されました。県の要望書を受け取った高市首相氏が「一つでも応えられるよう頑張りたい」と応じる動画もあり、国とのパイプの強さをアピールしています。
馳氏の陣営は前回選挙でも国会議員らによる激励動画を随時アップしており、今回も議員や県民からの応援動画を作成していく考えです。
「馳さんは高市総理と近いから、能登復興で国の支援が得られそう」
「でも山野さんも金沢市長としての実績があるし、悩ましい」
「保守分裂って、自民党は石川で何やってるんだ」
「前回7982票差だったから、今回はどうなるか本当に分からない」
「能登の復興が最優先なのに、保守同士で争ってる場合じゃない」
山野氏、前回敗北からのリベンジ狙う
山野之義氏は現在、ソフトバンクの戦略顧問を務めています。ソフトバンク社員や金沢市議を経て2010年に金沢市長に初当選し、2022年に金沢市長を退任して知事選に出馬しましたが、馳氏にわずか約8000票差で敗れました。
10月16日の記者会見で出馬を表明した山野氏は「多くの県民の期待に応える強い意思を持って出馬を決意した」と述べ、に地震や豪雨で被災した能登の復興を最優先課題に掲げました。具体的な政策は2025年中か2026年の早い段階で公表するとしています。
山野氏は前回選で2位の18万8450票を獲得し、3位の山田修路元参院議員(17万2381票)との「2・3位連合」を演出して対抗する構図です。出馬表明以降、山田氏との協調姿勢を示しており、約50秒の新作動画では「先日から何度もお会いし、石川の将来のために重要な政策の議論を重ねてきた」と明かしています。
山野氏は「民間企業でのマネジメントの経験を県職員との信頼関係の構築などに生かす」と話し、ソフトバンクで得た知見を復興に生かす姿勢を訴えています。能登での災害について「水や電気に加えて、通信も重要な社会インフラだと明確になった」と指摘し、「地域に根付いた産業である第1次産業がキーになる」と強調しました。
能登復興が最大の争点、保守分裂の影響は
1月1日に発生した能登半島地震は、石川県に甚大な被害をもたらしました。馳氏は知事として被災者一人一人に寄り添い、国とのパイプを最大限に生かして復旧を進めてきたと主張しています。公式サイトでは「この4年間、能登半島地震や奥能登豪雨で被害を受けたインフラの復旧や、失われた家や仕事を取り戻すために努力してきた」と強調しています。
一方、山野氏も能登の創造的復興を最優先課題に掲げており、復興の進め方が最大の争点となる見通しです。しかし、保守分裂により自民党の支援が割れることで、野党候補に漁夫の利を与える可能性も指摘されています。
前回2022年の知事選は異例の保守三分裂となり、馳氏が19万6432票(得票率34.1%)で初当選しました。投票率は62.13%と、前回2018年の39.07%から大幅に上昇し、保守分裂の激戦に高い関心が集まりました。
今回の選挙で自民党が馳氏の推薦を決めたことで、山野氏は自民党の推薦なしで戦うことになります。しかし、前回3位の山田氏との連携により、保守票の取り込みを図る戦略です。一方、馳氏は高市首相氏との親密な関係をアピールし、国とのパイプの強さを前面に出す構えです。
能登半島地震からの復興という重要な課題を抱える中、保守陣営の分裂が石川県政にどのような影響を与えるのか、2026年3月8日の投開票に向けて注目が集まっています。
この投稿の馳浩の活動は、100点・活動偏差値61と評価されています。下記GOOD・BADボタンからあなたも評価してください。