2025-01-08 コメント投稿する ▼
奈良公園で予定のK-POPコンサート、事業費削減に向け韓国側と協議する奈良県知事
しかし、約2億7,000万円とされる事業費の多額さから、県議会内で意見が分かれました。一部の議員からは、「多額の公金が使われ、一過性の祭りで終わるのではないか」と費用対効果を疑問視する声が上がりました。
この状況を受け、山下真知事は2025年1月7日に忠清南道の金泰欽知事とオンライン会談を行い、経費節減への協力を要請しました。金知事は奈良県の意向に理解を示し、「できる協力はしていきたい」と応じました。
山下知事は、県内の高校生や大学生から「行きたーい」「奈良にもっと愛着を感じられる」といった声が寄せられていることを紹介し、イベントの意義を強調しています。また、最大限の経費節減に努めるとともに、現在無料としているイベントの有料化の可能性も含めて協議する考えを示しています。
このイベントは、日韓の友好親善や奈良県のPR、さらには若い世代の交流促進に寄与することが期待されています。今後、具体的な経費削減策や運営方法について、奈良県と忠清南道の間でさらに協議が進められる見通しです。