2025-02-13 コメント投稿する ▼
田母神俊雄氏、NISAの日の投資教育に疑問を呈す
田母神俊雄氏、NISAの日に子供たちへの投資教育に懸念
元航空幕僚長の田母神俊雄氏が、2025年2月13日に自身のX(旧Twitter)アカウントで、NISAの日に子供たちが株式投資を学ぶことについて懸念を示しました。NISAの日は、株式投資や金融知識を子供たちに教える日として報じられていますが、田母神氏はその教育方針に対し批判的な立場を取っています。
投資教育への疑問
田母神氏は、株式投資を学ぶことがすべての子供に利益をもたらすわけではなく、むしろ投資で損をする人が多いと指摘しました。そのため、「全員が儲かるわけではないのに、なぜ子供たちに投資を教える必要があるのか?」と疑問を呈しています。さらに、証券会社が自社の利益を目的に投資教育を宣伝している可能性があるとも述べ、投資教育が子供たちに与える影響について懸念を示しています。
地道な努力の重要性
田母神氏は、株式投資のような短期的な利益を追求する教育よりも、地道な努力の重要性を強調しています。投資教育が金儲けに関心の強い人々を育て、働くことや努力の価値を軽視させる可能性があると警鐘を鳴らしました。彼は、成人した人々が自ら投資を学ぶべきであり、子供たちにその道を示すことは適切ではないと考えています。
金融教育を巡る議論
近年、金融教育の重要性が注目され、特に日本ではジュニアNISA(未成年者向けの少額投資非課税制度)の導入が進められています。しかし、投資教育に賛否両論があり、特に学校で教えるべき内容としては、投資よりもむしろ法律や社会制度について教えるべきだという意見も存在しています。
今後の議論に注目
田母神氏の意見は、金融教育を巡る議論に新たな視点を提供しています。株式投資や金融知識をどのように教えるべきかについては今後も議論が続くと予想され、教育の在り方に対する関心が高まっています。