2025-05-28 コメント投稿する ▼
立憲民主党が「食料品消費税ゼロ%」を参院選公約に 物価高から生活守ると強調
「物価高からあなたを守る」立憲民主党が減税公約を掲げ参院選に挑む
物価上昇が国民生活に重くのしかかる中、立憲民主党は28日、夏の参議院選挙に向けた新たなポスターと公約を公表した。スローガンは「物価高から、あなたを守り抜く」。野田佳彦代表が街頭演説後に若者たちと握手する写真とともに打ち出されたこのキャッチフレーズは、生活防衛を前面に掲げる党の姿勢を強く印象づける。
食料品の消費税ゼロを1年間実施へ
立憲民主党が今回の選挙で最も力を入れるのが、「1年間限定で食料品の消費税をゼロにする」という減税政策である。財源としては、国が保有する各種基金や特別会計の剰余金などの活用を想定しており、赤字国債に依存しない構えを見せている。野田代表は「物価高の影響が最も大きいのは日々の食卓だ。まずはそこで実感してもらえる支援を行う」と語った。
自民・他党との差を鮮明に
この減税政策について、野田氏は「何も対策を講じない与党、自民党との違いを明確にしたい」と強調。また、「減税を主張するだけで財源を示さない政党との違いも見せる」と述べ、現実的な経済対策をとる政党であることをアピールした。立憲は併せて、コメの価格支援、ガソリン税の一時停止、電気料金の引き下げといった物価高対策も検討中とされる。
参院選の目標は「与党過半数割れ」
立憲民主党の選挙戦略では、「与党が改選議席で過半数を維持できない状況に追い込むこと」が最低ラインの目標だという。さらに、野田代表は「与党が参院全体で過半数を割る構図を作ることも視野に入れている」と述べ、選挙後の政局においても主導権を狙う考えを示した。
ネットの反応―賛否両論
立憲民主党の今回の政策とスローガンには、ネット上でも様々な意見が交錯している。
「減税を現実的に訴える姿勢には好感が持てる」
「一時的なゼロ税率より、恒久的な低所得者支援が必要では?」
「“財源を示す減税”という言葉に説得力がある」
「選挙前だけ都合の良い政策を並べるのは正直信用できない」
「これまで何もできなかった政党が今さら何を言ってるんだか」
支持する声もある一方で、過去の実績や実行力に懐疑的な声も少なくない。
* 立憲民主党は2025年参院選で「物価高から守る」を掲げて戦う
* 目玉政策は「食料品の消費税ゼロ%」、財源は基金や剰余金などで対応
* 自民党や他党との差別化を図り、経済対策の実効性をアピール
* 与党の議席過半数割れを目標に掲げ、政権への対抗軸を構築
* ネット上では政策の現実味と継続性を問う声が相次ぐ