片山さつき財務大臣が予算委員会で追及受ける、省庁別審査不出席めぐり国会騒然

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片山さつき財務大臣が予算委員会で追及受ける、省庁別審査不出席めぐり国会騒然

2026年3月4日、衆議院予算委員会で片山さつき財務大臣は、中道改革連合の近藤和也議員から予算審議への出席問題を追及され、議場が騒然となった。予算提出者でありながら省庁別審査への不出席方針を示した片山財務大臣に対し、近藤議員は「無責任」「役割放棄」と厳しく批判しました。

片山さつき財務大臣が2026年3月4日の衆議院予算委員会で、予算審議への自身の出席について野党から追及を受けた問題を中心に、省庁別審査のあり方をめぐる与野党の対立、審議時間の短縮問題などを盛り込んだ記事を作成します。

2026年3月4日、衆議院予算委員会で片山さつき財務大臣は、中道改革連合の近藤和也議員から予算審議への出席問題を追及され、議場が騒然となった。予算提出者でありながら省庁別審査への不出席方針を示した片山財務大臣に対し、近藤議員は「無責任」「役割放棄」と厳しく批判しました。

片山大臣「国会が決めること」と繰り返し答弁


近藤和也議員は、省庁別審査のあり方について厳しく追及しました。予算についての一般質疑で財務大臣が出席しないことについて、近藤議員は「予算についての一般質疑で財務大臣が出るのは当然じゃないですか」と疑問を呈すると、議場から「おかしいだろう」というヤジが飛び交いました。

片山財務大臣は「国会の運営に関することにつきましては国会の方でお決めになったものと承知しておりまして、財務大臣の立場としてお答えすることは差し控えさせていただきます」と繰り返し答弁しました。認証官である副大臣が常時出席する予定であることも明らかにしました。

「財務大臣が予算審議に出ないなんて無責任すぎる」
「丁寧な審議が必要なのに委員長職権で強引に進めるのはおかしい」
「与党は本当に予算審議をする気があるのか疑問だ」

審議時間の大幅短縮に野党が反発


近藤議員は、2026年度予算案の審議時間が大幅に短縮されていることも問題視しました。2025年には92時間の審議時間が確保されていたのに対し、今回は与党側の提示では60時間を超えない見通しであることを指摘しました。例年であれば80時間程度の審議が行われているため、20時間以上も短縮される計算です。

また、集中審議についても言及しました。2025年には5回実施されていた集中審議が、今回はまだ1回も実施されていないことを明らかにしました。過去には4回から5回程度の集中審議が行われてきた経緯があり、今回の対応は異例です。

「審議時間が短すぎて国民の声を届けられない」

省庁別審査の強引な日程設定


省庁別審査の日程についても、近藤議員は強い不満を表明しました。2026年3月2日の理事会で、坂本哲志予算委員長が委員長職権で省庁別審査の実施を決定したことを「強引」と批判しました。

近藤議員は外務委員会の理事候補でもあり、3月3日に初めて理事候補懇談会が開催されたばかりでした。日切れ扱いの法案もあるため丁寧な準備をしていたにもかかわらず、職権で省庁別審査が開催されたことに強い違和感を示しました。

イラン情勢を理由に外務委員会を開くのであれば、その問題で集中審議を受けるべきだという主張も展開しました。

落選経験者としての訴え


近藤議員は、片山財務大臣、坂本哲志委員長、齋藤健筆頭理事はいずれも落選経験があることに触れ、自身も落選経験があることを明かしました。その上で、落選中に国会のラジオ中継を聞く辛さや、この場で質疑できることのありがたさを訴えました。

「おそらく片山大臣と質問できるのは、今日がこの国会でいけばこの予算に関しては最初で最後になるかもしれない」と述べ、予算に関する審議であるからこそ、財務大臣が省庁別審査にも出席すべきだと強調しました。

省庁別審査の担当も与党主導


近藤議員は、省庁別審査の運営についても問題を指摘しました。2025年には6コマの省庁別審査があり、野党側が担当省庁を決めていたのに対し、2026年は4コマに縮小され、しかも与党側が勝手に担当を決めたことを明らかにしました。

「私たちだって民意を受けた国会議員です」と述べ、野党の意見も尊重した丁寧な運営を求めました。

「与党のペースで強引に進めるのは民主主義に反する」

片山大臣の経歴と現在の立場


片山さつき財務大臣は、日本で初めての女性財務大臣です。旧大蔵省時代を含め、女性が財務大臣に就任するのは史上初めてのことでした。

片山大臣は、元大蔵省主計官で、女性初の主計官も務めました。2025年10月に発足した第1次高市早苗内閣で財務大臣兼内閣府特命担当大臣に就任し、約20年ぶりに古巣の財務省に戻りました。

2026年度予算案は一般会計総額が過去最大の122兆円台に達する見込みで、片山大臣は厳しい財政状況の中で「責任ある積極財政」という難しい舵取りを託されています。

年度内成立を目指す政府


高市早苗首相は、2026年度予算案の年度内成立を「最重要課題」と位置付けています。自民党は、3月13日までに衆議院を通過させる日程を描いており、省庁別審査を着実に進めることで審議時間を積み上げる構えです。

しかし野党側は、審議時間が大幅に短くなるとして暫定予算案の編成を要求しており、与野党の対立が続いています。衆議院選挙の影響で審議入りが約1カ月遅れたことも、審議時間短縮の背景にあります。

今後の焦点


今回の予算委員会での応酬は、2026年度予算案の審議が与野党の対立の中で進められていることを浮き彫りにしました。財務大臣の出席問題、審議時間の確保、集中審議の実施など、多くの課題が残されています。

年度内の予算成立を目指す政府・与党と、丁寧な審議を求める野党の攻防が、今後も続くことになりそうです。

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2026-03-04 11:55:18(藤田)

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