2025-03-12 コメント: 1件 ▼
「政局の始まり」 予算再修正で揺れる石破政権――青山繁晴議員が指摘する問題点
■ 青山議員の発言のポイント
- 政局の始まり
「衆院で可決された予算案が、参院で再修正されるのは憲政史上初めてのこと。その原因は『石破首相が迷ったから』というのは明白だ。国会内も自民党内も、かなりざわついている」と述べた。
- 財務省の意向を優先しすぎ
「石破首相は、基本的に財務省の言いなりになりすぎている。本来なら国民の命を守るための高額療養費制度があるのに、『こんなにお金のかかることは困る』という財政当局の声に従ってしまった。結果的に、国民のほうを見ていなかった」と批判した。
- 参院選への影響と首相の責任
「4カ月後には参院選がある。参院の議員たちからも『このままでは選挙が戦えない』『国民負担が重すぎる』という声が強く上がっていた。命に直結する問題で『一体、誰のための政治なのか?』という疑念が広がった結果、予算案の再修正に至った。石破首相は、何らかの形で責任を取ることになるだろう」と語った。
■ 予算案再修正の背景
今回の予算案修正は、政府が提出した案が国会で修正されるという異例の展開となった。予算案の修正は1996年以来29年ぶりであり、石破政権が少数与党であることも影響している。野党からの圧力に加え、与党内からも反発の声が強まっていたことが、再修正の大きな要因とみられる。
■ 石破首相の対応
石破首相は、野党からの修正要求に対し、苦しい立場に立たされている。また、与党内からも不満の声が噴出し、今後の政権運営に影響を及ぼす可能性がある。現在、首相は与党幹部と協議を重ね、対応策を模索している。
■ 今後の展望
今回の予算案修正は、政局の大きな転換点となる可能性がある。特に、参院選を控える中で、政府・与党がどのような対応を取るのかが注目される。石破首相のリーダーシップや政策決定の在り方が問われる局面となりそうだ。