2025-02-25 コメント投稿する ▼
【衆院予算委】裏金事件で松本淳一郎氏聴取決定、共産党の質問権求める声
質疑者は安住淳予算委員長と自民、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の各党理事とし、日本共産党、れいわ新選組は同席のみとされた。
聴取内容は議事録を作成し、公開することが確認された。
日本共産党の田村貴昭議員は「裏金事件の真相解明のため、出席を認めるのであれば質問を認めるべきだ。特定会派に質問させないことになれば、委員会としての対応が問われることになる」と主張した。
安住委員長は「れいわ、共産の質問の機会をギリギリまで先方とつめてほしい」と自民党に求めた。
また、参考人聴取の実施を前提に、27日午後と28日午前に分科会を行うことも決定された。
しかし、松本氏は出席を拒否しており、証人喚問が必要との声も上がっている。
田村議員は理事会終了後、「自民の主張は度を越している。国会が議決した参考人聴取の質疑者を制限し、日時さえ秘匿せよというのは裏金の真相をひた隠しにするものだ。不当な条件を撤回しないなら、証人喚問に切り替えるしかない」と強調した。
松本氏の聴取を巡る調整は難航しており、今後の進展が注目される。