2025-02-20 コメント投稿する ▼
自民党裏金問題、松本淳一郎氏の聴取を巡る与野党の対立—証人喚問に切り替えか
証人喚問に切り替えるべきとの声
自民党裏金事件、松本氏の参考人聴取を巡る議論
衆院予算委員会では、旧安倍派の会計責任者だった松本淳一郎氏に対する参考人聴取が、野党の賛成で先日決まった。しかし、聴取を巡る与野党の協議は難航しており、今後の進展が注目されている。
自民党の強硬姿勢
20日、衆院予算委員会の自民党と立憲民主党の筆頭理事間で協議が行われた。立憲民主党側は、松本氏の聴取について議事録の作成や質問者の制限をしないこと、また聴取後には集中審議を行うことを求めた。ところが、自民党は聴取日時や場所の非公表、質問者制限を譲らず、新たな日程は決まらなかった。
「裏金の真相を隠蔽するな」
この問題に関して、日本共産党の田村貴昭議員は「自民党の主張は度を越している」と強調し、国会が議決した参考人聴取の質疑者を制限し、日時さえ非公開にしようとする自民党の態度は、裏金の真相を隠すためのものだと非難した。さらに、条件が変わらないのであれば、証人喚問に切り替えるべきだとも語った。
証人喚問の可能性
自民党の態度が変わらない場合、証人喚問が現実味を帯びてくるだろう。これにより、松本氏に対してより厳格な証言を求めることが可能になる。自民党裏金問題の真相解明を目指す中で、証人喚問がどのように進展するのか、注目が集まっている。