2025-02-10 コメント投稿する ▼
馬毛島基地建設費1兆円超え 膨張する予算に中止求める声
日本共産党の田村貴昭議員は、2月10日の衆議院予算委員会で、鹿児島県・馬毛島における自衛隊基地建設の経費が膨張し続けていると指摘し、基地建設の中止を強く求めた。 防衛省は、工期を3年延長し、完成時期を2030年3月末とすることを発表しており、これに伴い経費のさらなる増加が懸念されている。 地元の鹿児島県西之表市では、基地建設に対する賛否が分かれており、住民生活や産業への影響が懸念されている。
基地建設費用の膨張
当初の計画では、馬毛島基地の建設費は8827億円とされていたが、工期の延長や資材費の高騰などにより、総事業費はさらに増加する見通しである。
防衛省は、工期を3年延長し、完成時期を2030年3月末とすることを発表しており、これに伴い経費のさらなる増加が懸念されている。
地元住民の反応と影響
地元の鹿児島県西之表市では、基地建設に対する賛否が分かれており、住民生活や産業への影響が懸念されている。
種子島では、作業員の仮設住宅建設による地価や家賃の高騰、農業や漁業、観光業の人手不足など、基幹産業に打撃を与えているとの指摘がある。
田村議員は、これらの問題を踏まえ、「経費が青天井になる基地建設は認められない」と強調し、基地建設の中止を重ねて求めた。