2025-01-29 コメント投稿する ▼
衆議院選挙制度改革:田村貴昭議員が小選挙区制廃止を提案
日本共産党の田村貴昭議員は、現行の小選挙区制に対して強い批判を表明した。彼は、民意と議席の乖離が著しいなどの弊害が大きいとして、小選挙区制の廃止と比例代表中心の選挙制度への改正を提案した。また、定数削減が民意を切り捨てるものであるとして、反対の立場を明確にした。
さらに、田村氏は協議会の透明性を確保するため、原則公開と議事録の作成を求めた。これは、国民に開かれた議論を行うべきだとの考えからの提案である。
日本共産党は、過去に小選挙区制の導入に反対し、比例代表制への移行を主張してきた。同党は、現行の小選挙区制が民意を正確に反映しないとして、比例代表制への抜本的改革を提案している。
また、過去の総選挙結果を分析すると、第1党が得票率4割台で7~8割の議席を占めるなど、得票率と獲得議席に著しい乖離が見られ、民意の反映に問題があると指摘されている。
選挙制度改革は、国民の多様な意見を正確に反映するために重要な課題であり、今後の議論の進展が注目される。