2025-01-13 コメント投稿する ▼
志位和夫議長、参議院選挙戦略を明言
政治論戦の基本姿勢
志位和夫議長は、参議院選挙を控えた政治論戦の基本姿勢を強調。決議案は日本の政治の現状を「流動的局面」と規定し、その中で勝機をつかむための2つのポイントを挙げている。
・国民の切実な要求実現のためにあらゆる可能性を追求
・自民党政治の「二つのゆがみ」—財界・大企業中心、日米軍事同盟絶対—に正面から切り込み、自民党政治を終わらせる戦いを進める
自民党政治を終わらせるために
・現在、自民党は危機的状況にありながらも、「二つのゆがみ」に触れず暴走しており、この状況に対抗するためには、上記の基本姿勢を堅持しつつ奮闘することが重要。
・特に、「二つのゆがみ」を正すという立場を強調することで、日本共産党の独自性と魅力を際立たせ、野党の中での役割を明確にする。
経済論戦と財源問題
経済問題に関しては、決議案で「暮らしの困難を打開し、安心とゆとりを」という方針を掲げており、特に以下の分野において先駆的な提案を行っている。
・働き方の改善
・税制・社会保障の改革
・教育費無償化
・農業政策
日本共産党は、無責任な財政運営を行っている自公政権に対し、責任ある財源論を基にした政策提案を行い、暮らしのための積極財政を進める唯一の政党としての立場を強調。
党活動の強化
・選挙勝利と党づくりを一体的に進めるために、全党の協力で選挙活動の日常化と党の活動の進展を目指す。
・「要求対話・要求アンケート」を活用して、新しい結びつきを広げ、党勢拡大を図る。
二つの一体的追求
党活動における課題として、「選挙活動と党づくりの一体的追求」と「党勢拡大と世代的継承の一体的追求」の2つが提起された。具体的な方法は議論を重ねながら探求する方針。
日本共産党は、財源問題において責任ある立場を貫きつつ、暮らしの困難を打開するための改革を進める「ホンモノの改革の党」として、勝機をつかみ、国民に広くその魅力を伝えることが重要だと訴えた。