2025-07-11 コメント投稿する ▼
志位和夫氏「論戦では決着」神奈川で消費税減税とあさか氏勝利訴え
志位委員長が神奈川入り 比例5議席とあさか候補勝利へ訴え
日本共産党の志位和夫委員長は11日、参院選神奈川選挙区で比例5議席獲得と、選挙区候補あさか由香氏の勝利を訴えるため、JR川崎駅西口で街頭演説を行った。夕方のラッシュ時、ペデストリアンデッキには仕事帰りの労働者や買い物客、子ども連れの市民らが集まり、聴衆の列は駅の端から端まで続いた。
「日本共産党は比例5議席にまだ届いていません。『比例は共産党』の声を神奈川で55万票、全国で650万票まで広げてください!」と志位氏は力強く呼びかけた。
あさか由香候補については、「一人ひとりの命を何より大切にしてきた、真面目で誠実な政治家」と紹介し、「当落線上の接戦。比例の流れをあさか候補の魅力に乗せ、必ず押し上げてください」と訴えた。
「志位さんの話、説得力ありすぎて立ち止まってしまった」
「あさかさん、現場感がある話で信頼できる」
「比例と選挙区、両方共産党で押す」
「“命を大事にする政治”って当たり前のことが今できてない」
「本当に押し上げたい候補が見つかった気がした」
“論戦で決着”した消費税減税問題 あとは選挙で審判を
志位氏は、物価高騰から暮らしを守る具体策として、次の3本柱を提示した。
(1)消費税減税
(2)実質賃金を引き上げる政策の実行
(3)医療・介護の崩壊を防ぎ、ケア労働者の待遇改善
中でも消費税減税は、「最大の特徴は責任ある財源論とセットで訴えていること」とし、国会での論戦を振り返りながら、政府が共産党の財源提案に明確に反論できなくなっていることを強調した。
志位氏は、大企業が過去11年間で利益を2.6倍に増やした一方、法人税の負担が1.6倍にとどまっていると指摘。「大企業の実質負担率は中小企業の半分。それだけの税負担能力がある」と語った。
田村智子委員長の参院選討論での追及に対して、石破首相も「負担能力がある」と認めざるを得なかったとし、「これは政府ももはや否定できない到達点。つまり、消費税減税を否定する論拠は崩れた。論戦では決着がついた。あとは選挙で審判を下すだけです」と訴えた。
「“財源は?”って聞くと黙る政治家ばかり」
「大企業の税負担、明らかに軽すぎるよね」
「“論戦は決着済み”って自信ある言い方、かっこいい」
「共産党の減税論、ちゃんと数字で示してる」
「“減税できない”じゃなく“したくない”だけなんだろう」
平和・外交でも米国依存からの転換を提起
外交・安全保障に関しては、志位氏は「トランプ米政権の無理な要求に従って大軍拡や関税強化を受け入れる今の政治でいいのか」と問いかけ、「横須賀・厚木・横浜ノースドックなどの米軍基地は返上し、自主・自立の平和外交を目指そう」と語った。
「憲法9条を生かし、東アジアで信頼と協力の枠組みを築いていく。それが平和への現実的な道だ」とし、日本共産党の外交ビジョンを明確に示した。
「米軍に頼る安全保障って、もう限界なんじゃない?」
「軍拡ばかりして暮らし壊すって本末転倒」
「“基地は返上”って言い切れる政党、貴重すぎる」
「国民の生活より米国の顔色っておかしいよね」
「憲法9条、ちゃんと使って活かす外交を見てみたい」
あさか候補も「働き方を変える政治を」と訴え
あさか由香候補も演説に立ち、「物価上昇に対応するには賃上げだけでなく、長時間労働を見直すことも必要」と語った。
「子育ても介護も、仕事も大事にできる働き方を、政治の責任で実現しよう」と訴えると、多くの市民が頷いた。神奈川県内では、医療や介護現場での人手不足や過労が深刻化しており、「ケア労働者の待遇改善なしに社会は回らない」という訴えは切実に響いた。
「労働時間、減らしてほしいってずっと思ってた」
「介護や保育の人が疲弊してるの、誰も助けてくれない」
「政治が変わらないと働き方も変わらない」
「女性候補で、生活感ある話してくれる人ありがたい」
「共産党の候補、ちゃんと“人”を見てるなって思った」
比例と選挙区の相乗効果で“あさか勝利の方程式”を
志位氏は「比例55万票の波を神奈川で起こせれば、あさかさんの勝利が見えてきます」と強調し、比例と選挙区の“相乗効果”を訴えた。「あさか勝利の方程式」として、党全体の得票拡大が鍵になるとし、「あと一押しが勝敗を分ける」と繰り返し呼びかけた。