2025-07-05 コメント投稿する ▼
志位和夫氏「誰もが国産米を安心して食べられる日本へ」 札幌で農政転換を力強く訴え
「誰もが国産米を食べられる国に」志位和夫氏が札幌で熱弁
7月5日、日本共産党の志位和夫議長が札幌市で街頭演説を行い、物価高騰から暮らしを守る具体策として「誰もが安心して国産の米を食べられる日本をつくろう」と強く呼びかけた。集まった市民の前で志位氏は、現在の米価高騰の背景にある政府の失政を厳しく批判し、「農業を守ることこそ国を守ること」と訴えた。
志位氏は、米の高騰は単なる自然現象ではなく、「歴代自民党農政の三大失策」が原因だと明言。
(1)米農家に対する減反・減産の押し付け
(2)支援制度の切り捨てによる米づくり基盤の破壊
(3)ミニマムアクセス米の輸入拡大で農家の意欲を打ち砕いたこと
を具体的に挙げ、「この誤った農政を根本から転換しなければ、日本の食の未来はない」と力を込めた。
「米作っても飯食えねぇ…ってリアルすぎる」
「“日本を守る”って言うなら、まず農家を守れよ」
「お米の値段、裏にこんな事情があるなんて知らなかった」
「志位さん、数字で話してて納得できる」
「農業に冷たい政治、もうやめよう」
「米作りに安心を」1俵=2万数千円の価格保証を
志位氏は、米価がこの20年間で1俵(60kg)あたり1万5千円前後、ひどいときは1万2千円まで下がっていることに触れ、「米農家は“時給10円”とも言われる過酷な状況に置かれている」と訴えた。
「このままでは米づくりは続けられない。すでに農家は3分の1に減ってしまった。増産のためには、どんな状況でも1俵=2万数千円の価格を国が保証し、農家に安心とやりがいを届ける必要がある」としっかりとした価格保障・所得補償の制度化を求めた。
志位氏はまた、「消費者にとっても、価格が安定してこそ安心して国産米が買える」と述べ、生産者と消費者のどちらにとっても価格保障が不可欠だと訴えた。
「食卓から米が消える未来なんて見たくない」
「農家が減る=国が弱るってこと」
「お米の裏にこんな苦労があったとは…」
「価格保証の仕組みって、必要だったんだね」
「“安い米”じゃなくて“適正な米”を目指そう」
軍事費より農業予算を 命を守る優先順位
農政転換に必要な財源について志位氏は、「農林水産省予算を1兆円増額する」と明言。現在の農水予算は年々削減され続け、ついには軍事費のわずか4分の1にまで縮小されていると指摘した。
「“日本を守る”というなら、まずは国民の命を守る農業予算こそ増やすべきです。ミサイルで命は守れない。日々の食こそが安全保障の基本です」と訴え、大きな拍手を受けた。
「防衛より農業!これが本音」
「1兆円あれば、農家も消費者も救える」
「軍拡よりコメを守れ。正論すぎる」
「“命を守る”って言葉が久々にまっすぐ響いた」
「志位さん、具体的で現実的。票を入れたくなる」
「コメの国」の未来を決める選挙
志位氏は、「日本の農業と食を守る政治を実現するには、有権者の一票にかかっている」として、比例代表では共産党を、選挙区では地域の候補者を応援してほしいと呼びかけた。
「農業の現場がこれだけ疲弊しているのに、放置し続ける政治をこのまま続けていいのか。安心して米を食べられる日本を次の世代に残すために、今こそ転換を」と訴えかけた志位氏の言葉に、多くの市民がうなずいた。
演説後には、SNS上でも「農業政策でここまで具体的に話す政治家は貴重」「食を守るために1票を使いたい」といった投稿が相次いだ。札幌の空の下で語られた「米を守る政治」は、全国の有権者にとっても他人事ではないはずだ。