2025-06-04 コメント投稿する ▼
志位和夫議長、パリ国際会議でガザ攻撃を「ジェノサイド」と非難し即時停戦とパレスチナ国家承認を訴え
志位和夫議長、パリ国際会議で「ガザのジェノサイド即時中止」を訴え 国際連帯の強化を呼びかけ
2025年6月4日、フランス・パリで開催された「パレスチナの自由を」国際会議にて、日本共産党の志位和夫議長がビデオメッセージを通じて参加し、イスラエルによるガザでの軍事行動を「ジェノサイド」と厳しく非難した。会議には各国の外交官、政党、市民団体、労組関係者らが出席し、パレスチナ国家承認と即時停戦を求める国際的な連帯の場となった。
ガザでの人道危機に怒りと連帯を表明
志位氏は、女性や子どもを含む市民を標的とした無差別攻撃が続いている現状に「すでに廃虚と化したガザをさらに破壊し、飢え死にに追いやる恐ろしい犯罪行為だ」と指摘。国連安保理でのパレスチナ大使の証言を引用し、「母親が動かない子どもを抱いて謝り続ける」という凄惨な状況を伝えた。
イスラエルと米国の責任を追及
志位氏は、イスラエルが国際法や人道法を踏みにじり続けていることを強く非難。「ガザでの無差別攻撃と地上作戦をただちに中止すべきだ」と訴えた。加えて、トランプ前大統領が「ガザ所有」や「強制移住」に言及したことに触れ、「国連憲章すら無視したおぞましい発言が、イスラエルの蛮行を助長している」と述べ、米国政府に対しても軍事支援の即時停止を求めた。
日本政府に「加担するな」と警告
日本政府の対応についても志位氏は批判を強め、「憲法9条を持つ日本が、事実上この虐殺に加担することは許されない」と訴えた。国会では、政府に対してイスラエルとの軍事協力の中止や、ドローン輸入の見直し、制裁措置の導入を繰り返し提起してきたと説明。「無法に対して沈黙することは共犯に等しい」と釘を刺した。
パレスチナ問題解決へ3原則を提示
志位氏は、パレスチナ問題の解決に向けた原則として以下の3点をあげた。
1. イスラエルの1967年以来の不法占領地からの撤退
2. パレスチナの自決権と独立国家の樹立
3. イスラエル・パレスチナ双方の生存権の相互承認
さらに、日本政府にはパレスチナ国家の即時承認と、今月から始まる国連主催の「2国家解決ハイレベル会合」への積極的な貢献を求めた。
SNSでの共感広がる
「志位さんのメッセージ、胸に響いた」
「これが本当の国際連帯」
「日本政府は耳を傾けるべき」
「ガザでの虐殺に黙るのは加担だ」
「パレスチナ国家承認、日本も今すぐに」