2025-02-14 コメント投稿する ▼
志位和夫議長、ウクライナ停戦交渉の重要性を強調
ウクライナ停戦交渉の進展
ウクライナでの戦争が続く中、最近では停戦交渉の動きが見られます。アメリカのトランプ大統領は、13日、ロシアとウクライナの戦争終結に向けて交渉が始まる可能性について言及し、ウクライナがその交渉に関与することが重要だと述べました。この発言は、ウクライナだけでなく、ロシアや他国も巻き込んだ形で進展する可能性を示唆しています。
また、1月20日に発足したトランプ政権の閣僚が国際会議で初めて登壇した14日の演説では、欧州への批判が展開され、特に「米国第一主義」の影響が懸念されています。
志位和夫議長のコメント
一方、日本共産党の志位和夫議長は、14日に自身のX(旧ツイッター)で以下のようにコメントしています。
「ウクライナでの停戦交渉の動きが出てきている今、日本共産党は昨年8月、ベルリンで行われた国際平和会議以来、次のような主張を続けてきました。国際社会に対しては、和平交渉への道を開くためのあらゆる努力を求めてきました。」
その主張は次の3点です。
1. ウクライナでの流血を止めるため、国際社会に和平協議の道を開くよう求めること。
2. 和平は、国連憲章や国際法、そしてロシアの侵略を非難し、即時撤退を求める国連総会決議に基づいた「公正な和平」であるべきだということ。
3. もし和平交渉が始まったとしても、「公正な和平」が実現するまでには時間がかかるかもしれない。しかし、この目的を曖昧にしてはいけないということ。
志位議長は、この3つの点を強調し、引き続きウクライナの情勢を注視していく立場を表明しています。ウクライナでの平和を実現するためには、時間がかかる可能性があっても、その道を諦めずに追い求めていくことが重要だと訴えているのです。