2025-02-13 コメント投稿する ▼
塩川議員、八潮市の道路陥没事故を受け国の責任を追及
下水道事業の広域化と独立採算推進
日本共産党の塩川鉄也議員は、2月12日の衆院内閣委員会において、埼玉県八潮市で発生した県道の陥没事故を取り上げ、下水道事業の広域化と独立採算制を推進してきた国の責任を強く追及しました。
事故の概要
八潮市で発生した道路陥没事故では、直径約5メートル、深さ約10メートルの陥没が起き、トラックが転落しました。事故の原因は下水道管の破損とされており、事故現場の下流には大規模な下水道処理施設があるため、その影響が広範囲に及んでいます。
下水道事業の広域化と独立採算制
塩川議員は、八潮市の事故が広域化・独立採算制を進めてきた結果として起きたことを指摘しました。下水道事業は、住民負担を前提とする独立採算制で運営されており、事故の復旧費用が住民に転嫁される可能性があると懸念を示しました。また、大規模施設での破損によって住民への負担が大きくなることを強調しました。
国の対応と責任
塩川議員は、国土交通省が下水道管の点検において地方公共団体の判断に任せている点を批判。塩川議員は「国の責任は重大だ」と述べ、国が行うべき監督・指導を求めました。
今後の課題
塩川議員の指摘により、下水道事業の広域化と独立採算制に関する議論は今後さらに注目を集めることになり、住民負担を抑えるための措置が必要だとされています。